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クドロー氏:米景気後退の懸念一蹴、米中電話協議は「前向き」だった

8/19(月) 1:40配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): クドロー米国家経済会議(NEC)委員長は18日、米経済がリセッション(景気後退)に向かっているとの考えを一蹴したほか、最近行われた米中の通商交渉担当者間の電話協議で一段と「前向きなニュース」が得られたと述べた。

この週末、クドロー氏とナバロ米大統領補佐官(通商製造政策局長)は複数のメディアに相次いで出演し、米経済や対中貿易問題の見通しを話した。

クドロー氏は「FOXニュース・サンデー」で、「リセッションは全く見込んでいない」とし、景気押し上げのために追加措置を講じる計画はないと発言。トランプ政権は現行の政策課題を堅持すると述べた。

NBCの「ミート・ザ・プレス」では、「消費者は仕事に就いている。より高い賃金でだ。彼らは急速なペースで支出している。支出しながら、同時に貯蓄もしている。理想的な状況だ」と語った。

ナバロ氏はABCの「ディス・ウィーク」で、「力強い経済が2020年を通して、またそれ以降も続く」と予想した。

CNNの「ステート・オブ・ザ・ユニオン」に出演した際には、「パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は鏡に映った自分の姿を見て、『私は政策金利をあまりに速く引き上げました』と言うべきだ」と、あらためてパウエル氏を批判。7月の0.25ポイントの利下げに続く追加引き下げが望ましいだろうとしたほか、可能性が市場で指摘されている欧州中央銀行(ECB)による9月の緩和策は苦境にある欧州経済を支えるとの見方を示した。

「テクニカルに言えば、米国債市場で逆イールドは起きなかった」とし、「あるのはフラットなイールドカーブ(利回り曲線)だけだ」とも述べた。

米中通商問題については、米国は依然として中国との間で「重大な構造問題」を抱えているとナバロ氏が発言。クドロー氏は対中協議の「実質的な刷新」に期待を示した。

原題:Kudlow Pushes Back on Recession, Says U.S.-China Calls Positive(抜粋)

(c)2019 Bloomberg L.P.

Katia Dmitrieva, Hailey Waller, Jordan Yadoo

最終更新:8/19(月) 1:40
Bloomberg

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