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アルゼンチン:市場混乱続く可能性-両陣営、態度を硬化

8/19(月) 14:47配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): ブエノスアイレス出身の医師、リリアナ・ディアスさんは、11日のアルゼンチン大統領選挙予備選で野党候補アルベルト・フェルナンデス元首相に投票し、同氏の勝利に貢献した。フェルナンデス氏の勝利は市場の混乱を引き起こしたが、ディアスさんは「こうした状況を作り出したのは政府であり、自業自得だ」と語った。

ディアスさんは、自身が運営する国が資金を投じた成人障害者施設の状況について、マクリ大統領の予算削減以降は悪化したと述べた上で、貧困層を助けることが「ポピュリズムだとしたら、私はそれを歓迎する」と語った。また、政府は人為的に「通貨高を維持していたが選挙によって支えがなくなった」ため、急落は「驚きではない」と話した。

予備選の衝撃から2週間目に入る中、マクリ大統領とフェルナンデス氏の両陣営は姿勢を硬化させており、アルゼンチン資産への投資は安全だと市場を説得するために共同戦線を張る気配は見られない。しかし、こうした不安が解消されない限り、有権者と投資家は本選まで混乱した2カ月間を過ごさなければならない。

マクリ大統領の支持者らは、大統領が陣営を立て直し、10月27日の本選で番狂わせを演じるとの期待を抱いている。一方、フェルナンデス元首相と副大統領候補クリスティナ・フェルナンデス・デ・キルチネル前大統領の支持者らは同国の信用格下げや財務相辞任などによる市場混乱を含め、経済問題の責任はマクリ大統領にあると主張している。

原題:Argentines Stand By Fernandez as Market Turmoil Shows No Respite(抜粋)

(c)2019 Bloomberg L.P.

Patrick Gillespie

最終更新:8/19(月) 14:47
Bloomberg

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