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廃業寸前から復活した5つのブランド

8/20(火) 12:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

ビジネスの世界は残酷だ。

だが、見事な復活ストーリーを歓迎してくれる世界でもある。

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以下に紹介するのは、廃業寸前のところから、確固たる地位を確立したり、取り戻したりすることに成功した企業だ。

ビジネスの世界では、成功への道はいつも平坦というわけではない。

廃業寸前まで追い込まれることで、本当の意味で盛り返したブランドもある。

世界で人気のおもちゃブランドから歴史あるシューズブランドまで、窮地に追い込まれながらも劇的な巻き返しを見せた有名ブランドをまとめた。

レゴ

この広く愛されているデンマークのブランドは、2000年代初めに破産寸前に陥り、崩壊の危機に瀕していた。2004年、新CEOのヨアン・ヴィー・クヌッドストープ(Jorgen Vig Knudstorp)氏は、レゴのファンとの関係性の強化や、徹底した収益管理で立て直しを図った。レゴの発表によると、2018年の売上高は364億デンマーククローネ(約5800億円)だった。

マーベル

約10年前、この由緒あるエンターテイメント企業には陰りが見えていた。2008年のメガヒット映画「アイアンマン」に始まるクロスオーバー作品開始以前のことだ。

エンタテインメントニュースサイトのThe Wrapによると、マーベル・エンタテインメントは、コミックの売上減少に悩まされ、1996年には破産の申し立てを行った。マーベルは玩具会社のToy Bizと合併し、スパイダーマンやファンタスティック・フォーといった人気キャラクターの権利を売却することで企業の体力を回復させた。

そして2009年、ディズニーがマーベルを40億ドルで買収した。

フェデックス

フェデックスは荷物を翌日に届けることで知られているが、会社としては一夜にして成功したわけではない。実際、創業初期には、ビジネスはほとんど立ち往生していた。

フェデックスが創業したのは1971年。当初は35の都市でサービスを提供していたが、2年も経たずに多額の債務を抱えることになった。切羽詰まった創業者のフレデリック・スミス(Frederick Smith)は、会社に残された最後の資金を、ラスベガスでブラックジャックにつぎ込んだ。

フェデックスの成功は運命づけられていたようだ。スミスは5000ドルを2万7000ドル(約290万円)に増やし、会社の閉鎖を辛うじて避けることができた。現在、フェデックスは420億ドル(4兆5000億円)以上の時価総額を誇っている。

Airbnb

Airbnbは、旅行者が宿泊先を確保するためのマーケットプレイスを提供している。だが創業者たちにとって、会社を立ち上げるのは、旅先でのんびりすることには程遠かった。2008年、駆け出しのスタートアップは、15人のエンジェル投資家にビジネスのアイディアを却下されたことで暗礁に乗り上げたのだ。

しかし、このウェブサイトが収益が上げられなかったのは、2008年の民主党全国大会までだった。会場のデンバー周辺で、シリアルの箱に大統領候補のバラク・オバマ(Barack Obama)とジョン・マケイン(John McCain )の似顔絵をプリントして販売したことが功を奏した。

2009年、Airbnb創業者のブライアン·チェスキー(Brian Chesky)、ジョー・ゲビア(Joe Gebbia)、ネイサン・ブレチャージク(Nathan Blecharczyk)は、選ばれた者しか参加できないスタートアップ支援プログラム、Yコンビネーターに招待されることになる。その後のAirbnbについては語るまでもないだろう。

コンバース

かつて隆盛を誇ったシューズブランド、コンバースは、2000年代に入ると、少し足を引きずるような経営状態に見えた。2001年には、連邦倒産法第11章の適用を申請したとフォーブスが伝えた。ニューヨーク・タイムズによると、その2年後にナイキが19億ドル(約2020億円)でコンバースを買収している。

2019年第4四半期におけるコンバースの売上高は、前年とほぼ変わらない4億9100万ドル(約522億円)だった。しかし、この多くの人に愛されるブランドをナイキが手放すことは当分の間ないだろう。

[原文:5 beloved brands that were brought back from the brink of death]

(翻訳:仲田文子、編集:Toshihiko Inoue)

Áine Cain

最終更新:8/20(火) 12:10
BUSINESS INSIDER JAPAN

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