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「東京タピオカランド」は本当に“炎上”したのか? Twitterとインスタの落差がすごい

8/20(火) 12:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

8月13日から東京・原宿にオープンしている、新感覚テーマパーク「東京タピオカランド」。この夏一番のインスタ映えの聖地……だったはずが、Twitter上では「写真と実物が違う」などと批判が殺到する事態に。

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なぜタピオカランドは炎上してしまったのか、考えてみた。

「炎上していて気になって来た」来場者

Twitterでは「文化祭レベル」などとさんざんな叩かれようだが、実際にタピオカランドに来場した人たちはどう思っているのか。まずは現地で聞いてみた。

訪れたのは、オープンから数日が経った8月16日。すでにTwitterやテレビでも話題になっていたこともあって、主催者に対して、大きな不満を抱いているような来場者は見たところでは目立たなかった。

何人かの来場者に聞いてみても、報道されている状況が実際どうなのかを、むしろ楽しんでいるように見えた。

「いいネタになるなと。近くに来る用事があり、話題になっているから来てみました。ウェルカムドリンクにタピオカが(報道のように)入っていなかった」(社会人5年目、男性二人組)

「Twitterで炎上していたので気になった。夏休みを利用して、長野県からはるばる来ました」(大学2年生、女性二人組)

「TVで炎上していると知って、どのようなものかと気になってきた」(中学1年生、女性二人組)

など、「炎上」騒動は一巡し、むしろどんな状況なのか見にくる、というような集客効果もあるようだ。

家族連れのなかには、「子どもが楽しめる場所があり、来て良かった」という意見もあった。

インフルエンサー活用で高まりすぎた期待値

その上で、タピオカランドがなぜここまでの騒ぎになってみたかを考えてみた。まず、オープン前に「期待値を上げすぎた」ことが原因のひとつではないか。

口コミ分析ツールを提供するユーザーローカルの「Social Insight」のデータによると「東京タピオカランド」「タピオカランド」に関する投稿が急増したのは7月17日の発表時と8月13日のオープン直後の2回。

オープン前の記事を見てみると、拡散した大きな要因は「東京タピオカランド」というパンチ力あるネーミングへの反響だが、それだけではない。

タピオカランドは多くのインフルエンサーを事前のレセプションに招待して様子を拡散してもらう、インフルエンサーマーケティングを大々的に打ち出していた。

調べただけでも、レセプションに参加していたインフルエンサーは18人で、ほとんどがインスタグラム上で数万人規模のフォロワーを持っている。






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. #タピオカランド のレセプション 行ってきたど~ . 映えスポットありすぎた . かわいかったなー! . #タピオカ #原宿タピオカ #TAPIOCALAND #タピラン

かすさん(@kasuu_kasu)がシェアした投稿 - 2019年 8月月12日午後11時15分PDT



さらにはTikTokとも連動し、イベントの“公式テーマソング”「タピる?」を発表、「謎解きゲーム」やフォロワー数に応じた企画など、SNS連動型のコンテンツを事前に多く発表していた。

SNSで拡散される準備が万端だった分、運営面や会場の作り込みに不満が生じるようなことがあれば、「炎上」状態になりやすいのは当然、ともいえる。

タピオカランドはそうしたSNS上の「期待値コントロール」の難しさが露呈した出来事だった、と思う。

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最終更新:8/21(水) 8:10
BUSINESS INSIDER JAPAN

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