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エンブラエル、設立50周年 世界3位の民間機メーカーに

8/20(火) 14:04配信

Aviation Wire

 リージョナルジェット機世界最大手であるブラジルのエンブラエルは現地時間8月19日、設立50周年を迎えた。現在はハイテク製品を輸出する南半球最大の企業となり、世界第3位の民間航空機製造メーカーとなった。

 19日は、ブラジルのサンジョゼ・ドス・カンポスにある本社で記念式典を開催。従業員のほか航空当局の関係者や顧客らが参加し、50周年を祝った。

 エンブラエルは1969年8月19日に設立。翌1970年1月2日に営業を開始した。当初は国営企業で、1994年に民営化した。

 現在の民間機は、エンブラエル170(E170)とE175、E190、E195の4機種で構成する「Eジェット」をおもに手掛けている。日本の航空会社も導入し、日本航空(JAL/JL、9201)グループで地方路線を担うジェイエア(JAR/XM)と、鈴与グループのフジドリームエアラインズ(FDA/JH)が採用している。

 また、Eジェットの後継機種となるE2シリーズも開発・製造を進めている。3機種で構成するE2シリーズのうち、E190の後継となるE190-E2は2018年から引き渡しを開始し、E195の後継となるE195-E2は、ANAC(ブラジル民間航空国家機関)とFAA(米国連邦航空局)、EASA(欧州航空安全局)から型式証明を取得。E195-E2の飛行試験機(登録記号PR-ZIQ)は、アジアツアーの一環として日本に初飛来した。E175の後継となるE175-E2は、現在開発を進めている。

 民間機事業は、ボーイングと合弁会社を設立する予定で、今後当局の承認を経て、今年末までに発足する見込み。

 軍用機を開発し販売するほか、2005年からはビジネスジェットにも参入。「フェノム」シリーズや「レガシー」シリーズなどの開発・販売を手掛けている。2017年には子会社「エンブラエルX」を立ち上げ、電動垂直離着陸(eVTOL)機などの開発を進めている。

Yusuke KOHASE

最終更新:8/20(火) 14:04
Aviation Wire

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