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なぜ?LINE新機能で出会い系やアダルト画像が氾濫する事態になった「オープンチャット」の問題点

8/20(火) 20:00配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

「OpenChat」(以下、オープンチャット)は、LINEで友だち同士でなくても参加・開設できるチャットルームだ。今までのグループチャットとの大きな違いは「友だちではない人ともコミュニケーションができる」ことにある。8月頭からテストが行われ、8月19日から一般向けサービスが始まった。

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オープン直後からユーザーが殺到し、急激な勢いで書き込みが伸びている。公式が紹介しているチャットルームでは1分間に数百件の書き込みがあり、未読はすぐに999件オーバーに達する。通知がオンのままだとスマートフォンが熱くなったり、処理が間に合わずにLINEアプリが落ちることすらあるカオスぶりだ。

また、人気のチャットルームではスタンプの連続投稿や意味のない叫び声などの投稿であふれ、会話にならない状態になってしまっている。

誰でも参加できる公開チャットで出会い目的の投稿多数

最大の問題は投稿内容だ。

まず、LINEが禁止しているはずの出会い目的の投稿が大量にある。例えば「出会い」で検索すると下記のようなチャットルームがいくつも見つかる(8月20日0時30分時点)。

実際に入ってみると「今から新宿で会える人いない?」「歌舞伎町にいるよ今!」のような会話が堂々と行われている。地域別のチャットルームでも「●●地方で会える人いませんか?」「20歳JDです。××で飲みたいです!」などという書き込みがあった。

極端なものでは、女性名のアカウントが「円(筆者注:援助交際を指す)とか興味ありますか?」と書いたのに対し、男性名のアカウントが「5千円!」「出して2万?」などと堂々と書いてしまっているチャットルームもあった。

詳しくは後述するが、LINE側は監視・削除を行っているものの、間に合っていないのが現実だ。

アダルト画像を連投。画像系のチャットルームは無法地帯に

さらには、アダルト画像が投稿されているチャットルームがいくつもみつかった。

例えば「エッチ」で検索すると、自撮り画像を交換するチャットルームが複数あった。本当の自撮りではなくネットでの拾い画像だろうが、女性の胸部や局部をそのまま写した画像が投稿されていた。

また、「画像掲示板」「エロ画像掲示板」などのような名前を付けたチャットルームもあり、堂々とアダルト画像が交換されていた。もちろん規約違反だが、削除が間に合っていないのだ。

著作権の意識も低い。他人が撮影した写真、ネットで拾ってきた写真が画像系のチャットルームに大量投稿されている。

チャットルームはLINEのグループ機能を元に作られたこともあって、個人間のトークや友だち間のグループと同じ場所に一覧で表示される。友人だけのグループ機能でこっそり画像投稿していた感覚のままで、チャットルームを使っている人が多いのかもしれない。

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最終更新:8/21(水) 8:10
BUSINESS INSIDER JAPAN

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