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久保建 バリャドリードへのレンタル移籍拒否の裏

8/20(火) 16:40配信

東スポWeb

 スペイン1部レアル・マドリードの日本代表MF久保建英(18)が移籍を“拒否”した理由とは――。同1部バリャドリードへのレンタル移籍が有力視されていたが、地元メディアは久保と父親の意向でBチーム(3部カスティージャ)でプレーすることが濃厚になったと報じた。久保サイドが残留を選択した裏には、世界トップ選手になるための“最強ボディー”をつくり上げるプランがあった。

 プレシーズンマッチで評価を高めた久保には欧州各クラブからレンタルでの獲得オファーが殺到した。Rマドリードも久保の才能を改めて評価し、3部のBチームよりも他クラブに武者修行に出し、成長を促進させることを検討。クラブOBで元ブラジル代表FWロナウド氏(42)がオーナーを務めるバリャドリードにレンタル移籍させる戦略だった。

 だが、スペイン紙「ムンド・デポルティボ」は「バリャドリードへレンタルされる可能性が閉じられた。本人と父親はカスティージャ(Bチーム)でプレーするつもりのようだ」と久保サイドがRマドリード残留を強く希望したと報道。ジネディーヌ・ジダン監督(47)も「(Rマドリードに)残ることを希望している」と発言しており、当初の予定通りにトップで練習をしながらBチームの試合に出て経験を積んでいく方針だ。

 久保サイドがこう決断した理由の一つは家族にあるという。久保と親交のある関係者は「当面は母親、弟と一緒にマドリードで生活することを重視している。語学ができるとはいえ、家族との生活ならサポートも期待できるし、まずはサッカーに集中できる環境で(1年目に)臨んだほうがいい」と説明する。

 すでに久保は母親、Rマドリードの下部組織への入団が決まっている弟の瑛史君と家族3人での新生活をスタートさせている。しかし久保がレンタル移籍すれば、支援を受けられない。特に問題なのは食事面。FC東京時代から母親の手料理で課題のフィジカル強化を図ってきた経緯もあるからだ。

 まだ18歳で身体的にも成長途上な久保は世界的なトップ選手になることを見据えて体づくりに積極的。食事もトレーニングの一環と位置付けて努力を続けている。さらに肉体を大きくし、屈強な地元選手に当たり負けしない体幹につくり上げるためにも、日本にいたときと同じように母親による食事面のサポートが不可欠というわけだ。

 久保もかねて「母親が食生活に気を使ってくれている」と話していた。強靱な肉体を手にするためにも、まずは家族一体となって成功への礎を築くことになりそうだ。

最終更新:8/20(火) 16:44
東スポWeb

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