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“元祖”と“完全国内生産”の自信に裏打ちされた「手づくり工房 2019」で感じたLet's noteのプライド

8/20(火) 11:05配信

ITmedia PC USER

 「これからが今日、一番大事なイベントなんですよ」

 そう語るのは、パナソニック コネクティッドソリューションズ社 モバイルソリューションズ事業部 マーケティングセンター マーケティング部の作田繁昭部長だ。

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「Let's note」生誕の地、神戸工場

 午前9時30分から始まったLet's noteの組み立て教室「手づくりレッツノート工房 2019」の最後を飾る本イベントは、工場正門に人垣を作って工員総出で参加者を見送るもの。手元のApple Watchを見ると既に午後3時を回っており、気温は30度を優に超えている。さぞ疲労困憊(こんぱい)かと思いきや、完成したLet's noteを手に帰宅の途につく参加者も、それを見送る工場のメンバーも笑顔に包まれているのが印象的だ。

 パナソニックが手がけるモバイルPC「Let's note」シリーズは、兵庫県神戸市の西神工業団地内にある神戸工場で生産されている。毎年、夏休みに入ると小学4年生~高校3年生(9歳以上18歳以下)を対象とする組み立て教室「手づくりレッツノート工房」が同地で開かれ、2019年も313人の応募から抽選で選ばれた50組の親子が集まった。

 参加は事前予約制で、同社Webサイトまたは郵便はがき申し込み、応募人員の50人は工員の抽選により決まる。2019年は313人の応募があったそうで、倍率は6倍を超える人気ぶりだ。

 「この手づくりレッツノート工房は2019年で19回目を迎えます、当初は手探りで企画や運営を行っていましたが、今ではどうやって参加者に楽しんでいただけるかを考えるだけでなく、工場のメンバー自身が楽しみにしているイベントになっています。でも一貫して自前でやっているんですよ」(作田氏)

機械化を進める実装工程、でもフレキシブルに

 自前といえば、Let's noteが掲げる「MADE IN KOBE」は、文字通り基板の設計や製造、組み立てまでを全て神戸工場で行っている。生産ラインは工場2階に集約されており、フロアーの半分が機械化された電子部品(マザーボードなど)の実装、もう半分で人の手による組み立てと検査が行われる。

 実装工程では、徹底した作業フローの見直しと自動化を進めることで工数の削減をしたり、高温下でも基板の反りを抑制したり、ひずみを防ぐ工法を導入している。また、マザーボードに搭載されるパーツの情報と製品の製造番号とをひも付けしてサーバに格納し、万が一障害が発生しても出荷先の特定といった追跡調査が瞬時に行えるよう、品質や工法にさまざまな工夫を施している。

 さらに、一般的な工場ではエラー発生時にすぐ対応できるようフィードバック用のラインを別途設けたりしているが、機械化が進む神戸工場ではフィードフォワードと呼ばれる制御が行われている。例えば、ある工程で「はんだを少し曲げて付けた」場合、その情報を以降の工程にあらかじめ伝達することで、その影響を極力抑えるわけだ。

 実装工程の最後では、フレキシブルに動けるように双腕ロボットが配置される。これまでは大口のロットのみ機械による自動化を行い、小口のロットは基板分割作業者が担当していた。

 そこに双腕ロボットや多関節ロボットを投入、連携させることで、生産台数に応じて基板の箱詰めまでを自動化できるようにした。高い品質と一品一様とを両立させつつ、生産量に応じてロボットが行ったり、人間が行ったりとフレキシブルな対応を実現しているのがポイントだ。

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最終更新:8/20(火) 11:05
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