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田中恒成の挑戦者はカジノのディーラー「勝ったら皆にビールをおごるよ」ゴンサレスの父もトレーナー父子鷹対決に意欲的

8/20(火) 17:03配信

スポーツ報知

◆プロボクシング ▽WBO世界フライ級タイトルマッチ12回戦 王者・田中恒成―同級1位ジョナサン・ゴンサレス(24日、名古屋市武田テバオーシャンアリーナ)

 2度目の防衛を狙うWBO世界フライ級王者・田中恒成(24)=畑中=に挑む同級1位のジョナサン・ゴンサレス(28)=プエルトリコ=が20日、名古屋市の畑中ジムで練習を公開した。

 約20分のシャドーボクシング、4ラウンドのミット打ちなど、1時間以上にわたってメニューを消化。軽快なフットワークや、切れ味鋭いアッパーを披露。汗出しの狙いもあったのだろうか、途中で水分を補給しながら精力的に体を動かした。

 「何も問題はない。コンディションは抜群」と言った挑戦者。王者が「スピードで上回ってKOで勝ちたい」と話したことについて聞かれると「チャンピオンだし、スポーツだから言うのは構わないが、そういうことを口にするとうまくいかないもの。この“戦争”に勝つのは私だ」と自信を見せた。ミット打ちの合間にはリングサイドで見守った畑中清詞会長(52)に「現役時代の戦績は?」「なぜ引退したの?まだできるんじゃない?」などと質問攻め。「試合が終わったら、会見で使ったポスターを下さい」と“おねだり”する余裕も見せた。

 「メインの仕事はボクサー」というゴンサレスは普段カジノでディーラーを務めている。夜中はオールナイトでブラックジャックやポーカーなどのディーラーをこなし、翌朝少し寝た後に練習するというサイクルだ。「7歳の娘のことを考えて、(定職に)就いた。なぜ、この仕事を選んだのかって? 一度勝ったからさ」とニヤリ。「この試合も勝って国に帰るよ」と豪語した。

 トレーナーは、父のルイスさん(57)。アマチュア時代、全米選手権ライトフライ級で2度優勝した経験を持つ。田中の父・斉(ひとし)さん(52)もトレーナーで、くしくもトレーナー&選手の“父子鷹”対決となった。

 「タナカは未来のパウンド・フォー・パウンド(全階級を合わせてのトップ)になるくらいの選手。だが、KOするのは息子。最後に勝つのは我々だ」とルイスさん。だが、斉トレーナーは「恒成が劣るところは一つもない。父子鷹対決? やってきたことが違うよ」とサラリ。シャドーをこなしながらゴンサレスが「試合に勝ったらビールをおごるよ」とリップサービスすると、斉トレーナーは「それはないな」と一蹴していた。

最終更新:8/21(水) 16:19
スポーツ報知

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