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オンもオフも楽しめる、トライアンフ「スクランブラー 1200 XC」

8/20(火) 6:00配信

&GP

近年、輸入バイクを中心に人気を集めているのが、“スクランブラー”と呼ばれるジャンル。かつて、オンロードとオフロードのバイクがまだ分化されていない時代には、未舗装路でも走れるようアップタイプのマフラーなどを装備したモデルを指す言葉でしたが、最近はそのスタイル自体が支持を集めているようです。

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今回はそんなスクランブラーの注目モデル、トライアンフ「スクランブラー 1200 XC」の実力を確かめてきました。

見た目だけじゃない! 本気のオフロード走行にも対応

トライアンフといえば、スクランブラーの元祖というべきメーカー。同社は1940~’60年代に、「TR」シリーズで多くのオフロードレースに勝利。TRシリーズは、俳優のスティーブ・マックィーンが愛用していたことでも有名なバイクで、映画『大脱走』の劇中でジャンプするバイクは、1962年式の「TR6 650トロフィー」というモデルでした。

そして2006年、トライアンフはそのイメージを受け継ぐ新世代のスクランブラーを市場投入。今なお続くブームの起点となりました。

トライアンフの現行ラインナップには、900ccの「ストリート・スクランブラー」というモデルがありますが、こちらはその名の通り、ストリート(舗装路)での性能を重視したモデル。それに対し、2019年3月に発表された「スクランブラー 1200」は、本格的なオフロード走行にも対応するモデルとなっています。

本気のオフロード走行を意識したバイクだと感じさせるのが足回り。フロントホイールはオフロード車と同様の大径21インチで、サスペンションのストロークもたっぷりとられています。スクランブラー 1200には「1200 XC」と「1200 XE」というふたつのグレードが用意されますが、ベースグレードの1200 XCは200mm、ハイスペックな1200 XEでは250mmという、オフロード車に匹敵する前後ストロークを誇ります。

エンジンは、トライアンフが得意とするバーチカルツイン=並列2気筒で、最高出力90馬力、最大トルク11.2kgf-mを発生。マフラーはアップタイプの2本出し仕様で、路面とのクリアランスを大きく取ることで、オフロード走行に対応しています。

このマフラーから吐き出されるエキゾーストノートは、かなり迫力のある音で、メーカー純正とは思えないほど。ライダーに近い位置に排気口が位置していることもあって、走行中の気分を高めてくれます。

またがってみると、サスペンションの沈み込みが大きいとはいえ、840mmというシート高はかなり高め。身長175cmの筆者でも、両足のつま先がようやくつくくらいですから、小柄な人は不安を覚えるかもしれません。しかも、車重は225kgと重めです。とはいえ、車体バランスが良好なのか、片足で車体を支えるのも怖くありませんでした。

なおハンドル幅は、840mmと完全にオフロード車のスペックです。

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最終更新:8/20(火) 6:00
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