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ポルシェ 「タイカン プロトタイプ」がナルドで耐久走行テスト|24時間で3425kmを走破

8/20(火) 12:17配信

MOTA

「タイカン プロトタイプ」がナルドで耐久走行テストを実施

ポルシェAGのタイカンが、2019年9月4日のワールドプレミアを目前に控え、ナルドの高速走行専用コース(イタリア)でテストを実施し、24時間で3425kmを走破した。

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耐久走行テストにおいて優れた性能を実証

タイカンのプロトタイプの、耐久性と高温気候のテストの一環として品質保証テストが行われた。チームはポルシェのテストドライバー6名で構成され、急速充電とドライバーの交替を目的とした一時停車を除いてテストを中断することなく実施、24時間で3425kmを走破した。この距離はナルドからノルウェーのトロンハイムまでの距離にほぼ匹敵する。南イタリアのテストサーキットを包み込むうだるような暑さの中、平均速度は195-215km/hに達した。ピーク時の気温が42℃、路面温度が54℃に達するといった状況において、タイカンのプロトタイプは、長距離走行の実力を発売前に証明したことになる。
タイカンモデルラインの責任者を務めるシュテファン・ヴェックバッハは、「タイカンは、この過酷な耐久テストを問題なくクリアしました」と、嬉しそうに報告したうえで、「ナルドでの結果によって、独自の800Vテクノロジーとその高い完成度がもたらすメリットを実証することができました」と付け加えてた。タイカンは、年末に市場投入されるまでの間に、世界中で600万km以上の試運転を完了することになる。

ポルシェ初の市販型フル電動スポーツカー「タイカン」

タイカンの特徴は、耐久性に優れているというだけにとどまらない。エレクトリックパワートレインは、短い間隔で加速を数回繰り返した後でも最高のパワーを発揮できるように設計されている。
2019年7月末に試作車を飛行場でテストした際は、静止状態から速度200km/hまでの加速を26回以上連続して行った。平均加速タイムは10秒を切っており、最も速いタイムと最も遅いタイムの差は0.8秒であった。
また、タイカンの高度なサーマルマネジメントも、ナルドでその実力が証明された。サーマルマネジメントは、高電圧コンポーネントを冷却および暖機するための、非常に効率的かつインテリジェントなシステムを中心に展開する。
これによって、過度の発熱が原因となる出力損失を防げるだけでなく、車が充電ステーションに到着した際、最も効率的に充電が行えるよう、温度を最適な状態に調整することが可能となった。
■テクノロジー:800Vシステム
タイカンは、システム電圧が800Vにおよぶ、初の市販型フル電動スポーツカーである。
この800Vシステムは、919ハイブリッドにも採用され、ル・マン24時間レースでの3連覇に貢献したテクノロジーだ。この800Vのテクノロジーによって、安定的な高性能や充電時間の短縮が実現するほか、ケーブルの重量やパッケージングのスペースが削減される。
ナルドテクニカルセンターでの耐久走行では、ポルシェエンジニアリンググループGmbHによる800Vのパイパワー充電ステーションが使用された。

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最終更新:8/20(火) 12:17
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