ここから本文です

OLDCODEX・Ta_2が自身のボーカルを解説!「10年目で初めて新しいスタートラインに立った」

8/20(火) 17:40配信

TOKYO FM+

ボーカル・Ta_2(タツ)とペインター・YORKE.(ヨーク)による個性派ロックユニット・OLDCODEX(オルドコデックス)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「THE QUARTER~LADDERLESS from OLDCODEX~」。8月13日(火)の放送は、ニューアルバム『LADDERLESS』でTa_2が新たにチャレンジしたボーカルテクニックについて解説しました。
(TOKYO FM「LADDERLESS from OLDCODEX」2019年8月13日(火)放送より)

7月31日(水)リリースの6thアルバム『LADDERLESS』は、サウンド面でも新たな挑戦に満ちた1枚。リスナーから届いたボーカルについての感想に、2人が応えました。

「Ta_2さんの歌声のトーン? 声色?を変えて歌うところの深みがあり、聴いていて楽しくて鳥肌ものです。すごく好きです♪」

Ta_2:気づいてくれた? 今回のアルバムまで、去年シングルを3枚リリースしてツアーをやっていく中で、自分の長所や短所、歌声の伸びしろについて、暗中模索していたところがあってね。

YORKE.:ボーカリストとしてのね。

Ta_2:(今までは)日本語や声をしっかり届けなきゃ、という感情面を重視してきたけど、歌声としての“抜け”について、俺はずっとコンプレックスがあって。そこを解消できないかと、去年はミックスボイス(地声と裏声が混ざったような中間の声)だったり、ファルセット(裏声)に着目したんだよね。

YORKE.:なるほどね。

Ta_2:歌声の声の通り道は、喋る声の通り道とは違うので、“歌”を矯正していたんですよ。

YORKE.:なるほど。声の通り道って、いい言葉だね。

Ta_2:こうしてラジオで喋ったり、セリフを喋ってるときは、喉から口に対して、声が壁に当たってそのまま真っすぐ出ていく感じ。分度器でいうと90度でね。でも歌のときは、喉からその後ろを通って、直角では曲がらず、そのまま上のほうに抜けていくイメージなんだよ。

YORKE.:頭のほうに?

Ta_2:そうそう、感覚的には。例えば、長いメジャーを伸ばすと、たるんで曲がるじゃない。歌うときは、(声が)ああいう曲線を描く感覚が、俺のなかにある。でも、俺はその曲線を描くのがすげー下手くそ。歌うといつも直角になっちゃうイメージがあったから、それを矯正して、いいとこ取りをしたかったのね。

YORKE.:でも、直角に当たるがゆえの、日本語でまくしたてるスピード感は、他の人には出せない。それは(Ta_2の)武器だよね。

Ta_2:そう。それを、どっちもいけるように、差し引きできるようになりたかったの。

YORKE.:それが、今回の(アルバムでの)トーンや深みに繋がっているのかな?

Ta_2:だと思う。俺の今のボーカルって、前より倍音(ある音の振動数に対し、整数倍の振動数を持つ音)が広がって、上の音と下の音が両方とも出る、ちょっと不思議な声をしてるみたいで。その倍音がより伸びて、真ん中にある。今までちょっと強く出すぎてた破裂音なんかが、前よりちょっとマイルドになってるのよ。今回のアルバムでは、それを大事にしたかった。

YORKE.:倍音って、高い音と低い音が同時に出てるってことらしいじゃない? 俺も歌うと「倍音強いね」と言われるけど、自分で意識的には発してないじゃん。不思議だよね、体も楽器っぽいっていうか。

Ta_2:共鳴もするしね。俺の場合はそれを意図して、低い音を出そう、高い音を出そうと、ある程度は調整がきくから、チャレンジができる。ボーカリストとしての自分の武器を探していかなきゃいけないから、ここでしっかり、クオリティを求めたかったんだよね。

YORKE.:なるほどね。

Ta_2:そういう意味では、(OLDCODEX)10年目で、6枚目のアルバムにして初めて、ボーカリストとして新しいスタートラインに立てたような気もしてる。

YORKE.:それが深みになって、鳥肌ですよ。

Ta_2:みんなが鳥肌になってくれたら、嬉しいよね。

新たなボーカルスタイルにも挑戦したOLDCODEXは、10月17日(木)の東京・LIQUIDROOM公演より、最新アルバム『LADDERLESS』を引っさげた全国13都市14公演を回る全国ツアー「OLDCODEX Tour 2019」が始まります。どうぞお楽しみに!

最終更新:8/20(火) 17:40
TOKYO FM+

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事