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中国のキャッシュレスは「顔認証」 不正利用もがっちりガードで、手ぶらで買い物

8/20(火) 15:00配信

マネーの達人

近頃、中国に行かれたことがある人なら、レジの横に「支付宝」と書かれたタブレット端末を見たかもしれません。

これは低価格で導入できる顔認証小型端末の「トンボ」で、近頃この端末を導入するレジが増えています。

支払いが迅速で便利

支払いの時にお金を出したり、パスワードや指紋認証のためにスマホを出したりすることなく、顔をタブレット端末に読み込ませればいいので、簡単です。

わずか30秒ほどで支払いを済ませられるので、無駄な時間を省け「長い列でお金がうまく出せずに焦る」といったこともなくなります。

現金の持ち合わせがなく、スマホがバッテリー切れだったら買い物ができなくなってしまいますが、顔認証決算ならその心配はありません。

本人以外は利用不可で安全

支付宝アプリで顔認証決算を設定しておくと、本人しか利用できなくなります。

クレジットカードのように子供や妻に渡して利用させることもできません。

たとえ家族でも使えないので、子供が勝手に親のスマホで買い物をしたり、盗まれたスマホが利用される心配もなくなります。

最近、知り合いが「支付宝が使えなくなった」と言い、確認すると友達の名義の支付宝を使っていたようです。

なぜそのアカウントを使っていたかは不明ですが、以前はパスワードが分かれば、他人名義の支付宝を利用できました。

顔認証システムの導入で、そのアカウントで支払いできなくなったそうです。

顔認証導入は、こうした不正アカウントを削除する役目も果たすことが分かります。

手ぶらで買い物ができる時代

2017年、先駆けて一部のケンタッキーで導入された顔認証決済が話題になりました。

今では、QRコードでのキャッシュレス払いだけでなく、支付宝の顔認証端末での支払いが増え、スマホもいらずに買い物ができるようになっています。

一部の店舗だけなく日常的に顔認証決済が広がりをみせ、中国で顔認証が成熟した段階に進んでいることがうかがえます。(執筆者:桜井 まき / 中国語翻訳に携わる。夫の仕事の関係で中国と日本を行き来する生活をはじめ、年に数か月主に中国の南方で生活している。)

最終更新:8/20(火) 15:00
マネーの達人

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