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物件価格だけでは買えない。住宅購入後にかかる主な費用はいくら

8/20(火) 18:20配信

ファイナンシャルフィールド

住宅を購入するか否かは、難しい問題ではありますが、最終的には損得勘定ではなく、その人やその家族みんなの価値観が左右すると思います。

住宅の購入はほとんどの人にとって、人生で一番高い買い物になるはずです。いろいろなことを踏まえてしっかり考えたいものです。

人生の3大資金のひとつ

住宅購入資金は、教育資金・老後資金とならんで、人生における3大資金のひとつに数えられます。日本FP協会による統計では下記のようになっているようです。

※1 幼稚園から高校まで公立、大学は私立の文系
※2 高齢夫婦無職世帯の支出

住宅購入資金は、人生の3大資金のなかでも、大きな支出と考えられます。

住宅を購入すると、マンションならば、管理費や修繕積立金がランニングコストとして、継続的に発生します。建売(一戸建て)の場合、修繕はすべて自前になりますので、水周りや屋根の防水、外壁の管理等の定期的な支出が見込まれます。固定資産税の負担もあります。

住宅購入資金を3000万円と見積もり、教育資金は子供2人で計2000万円、老後資金は月25万円で退職後20年と見積もると夫婦で6000万円。合計すると1億1000万円となります。

人生の3大資金だけで、1億1000万円とも試算できますので、住宅購入については、しっかりとシミュレーション等をする必要があります。

できれば、65歳~70歳くらいまでの、退職する時期までに住宅ローンの支払いを終えているプランが望ましいと考えます。何の指標もなく、ただ、支払えるだろうという臆測だけで見切り発車してしまうと、大海原を漂流するがごとく、人生を彷徨うことになる危険性大です。

物件価格だけで住宅は買えません

〔住宅購入にかかるさまざまな費用〕
住宅購入にはさまざまな費用がかかります。購入時だけではなく、購入後、継続的にかかる費用も少なくありません。以下は一例です。

購入時諸費用の金額目安として、新築の場合は物件価格の3%~7%、中古の場合は物件価格の6%~10%はかかるといわれています。

〔頭金の必要性〕
住宅を購入する際、物件価格の約2割程度の頭金を用意することが重要です、上記の購入時にかかる諸費用とあわせて、現金で用意する必要があります。

頭金を入れることにより、借入総額を圧縮できますので、長い返済期間を考えると支払う利息にかなりの差額があります。

仮に、3000万円の物件を購入する場合。利率を固定1.5%・返済期間30年、元利均等返済、ボーナス払いなしと仮定しましょう。

頭金0円の場合:毎月の返済額10万3536円
頭金600万円の場合:毎月の返済額8万2828円

毎月の返済額で2万708円、総返済差額で約146万円の違いとなります。

また購入後、運悪くリストラ等により職を失い、住宅ローンを返済できなくなった場合でも、頭金を入れ、ローン元金を減らしておけば、ある程度は対処が可能という考えもあります。

ローンを組んだ段階で借入額を少しでも抑えておくことで、物件の売却を余儀なくされても残債はそのぶん少なくなるのです。一般的に、新築物件は一度鍵を開けたら2割程度価格が下がるといわれることもあり、その後も資産価値は低下していきます。

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最終更新:8/20(火) 20:25
ファイナンシャルフィールド

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