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「FWとしてプレーできて幸せだった」。引退を前にしたトーレス、自身のべストゴールを振り返る

8/20(火) 14:01配信

GOAL

23日の明治安田生命J1リーグ第24節ヴィッセル神戸戦で、現役生活を終えるサガン鳥栖FWフェルナンド・トーレス。『DAZN』が同選手のラストマッチに向けて配信する特集「Count down to 8.23」のエピソード2「The Best Goals」の中で、自身の得点を振り返っている。

さらば“神の子”。フェルナンド・トーレス引退特集

人生を変えたゴール

「ゴールはサッカーで最も美しい瞬間だ。フォワードとしてプレーできて幸運だった。たくさんのゴールを決めて多くの人を幸せにできたことも」

そう自身が語るとおり、スペイン代表、アトレティコ・マドリー、リヴァプール、チェルシー、ミラン、サガン鳥栖でプレーするキャリアの中で、フェルナンド・トーレスは重要なゴールを幾度も決めてきた。その総数は「301」。“神の子”と称されて愛される神出鬼没なストライカーは、特に印象に残っている得点について振り返っている。

「私にとって最も重要なゴール。ユーロ2008でのドイツとの決勝だ。それはFWとしての私の特徴が凝縮されたゴール。40年間得ることができなかったタイトルをスペインにもたらすものだった。私の人生を変えたゴールだ」

ユーロ2008決勝でドイツと対戦したスペインは、トーレスの決勝点により1-0で勝利を収め、1964年以来44年ぶりに欧州の頂点に立った。その後、2010年ワールドカップ、ユーロ2012と、主要大会3連覇という偉業を成し遂げた。

最初は届かないと思った

ドイツ戦での決勝点を自身の「特長が凝縮されたゴール」と語るトーレスだが、どのような点が真骨頂だったのだろうか。

「パスが来て最初はそれに届かないと思った。でもそこから特長が発揮できた。スピード、強さ、そして何よりも信じること。最後まであきらめなかった」

そのシーンではMFシャビ・エルナンデスの長めのスルーパスに反応したトーレスが、DFフィリップ・ラームの背後から飛び出し急加速。最後は脚を伸ばしてわずかにボールに触れ、GKイェンス・レーマンの守るネットを揺らす――。まるで神に愛されているかのごとく、最高のタイミングで試合を決定づける得点を奪取した。その瞬間をこの間のことのように振り返るトーレス。

エピソード2「The Best Goals」ではこの決勝点のほか、リヴァプール時代、アトレティコ・マドリー時代のゴールについても語っている。「自身を象徴する」と言うそれらのゴールからは、スコアラーとしての凄まじさをあらためて映像で確認することができる。

そんなトーレスが迎える8月23日の現役ラストマッチ。対戦相手はヴィッセル神戸だ。ユーロ2008の決勝で得点したトーレスに真っ先に駆け付けたのはMFアンドレス・イニエスタだった。

「彼は一番に私を抱きしめに来た。2年後のワールドカップ決勝の彼のゴールでは私が一番に抱きついたんだ」

トーレスとイニエスタ最後の競演は、8月23日(金)19時半、駅前不動産スタジアムでキックオフの時を迎える。

最終更新:8/20(火) 14:01
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