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韓国のコインワンがマルタに設立した仮想通貨取引所、来月閉鎖へ

8/20(火) 9:39配信

CoinDesk Japan

マルタに拠点を置く仮想通貨取引所CGEXは、韓国の仮想通貨取引所コインワン(Coinone)による設立から1年も経たずして、閉鎖されることになった。

CGEXは先週、全てのサービスを2019年9月18日2時50分(UTC)で終了すると発表した。それ以降、顧客はログインすることができず、入金・出金もできなくなる。CGEXはさらに、法律で保管が義務付けられているものを除き、全ての記録が破棄される、とも述べた。

CGEXは2カ月前、7月17日から一時的にサービス提供を停止することを発表している。同社は、その発表の中で、取引は中止され、入金は不可能となり、処理中の注文はキャンセル、APIキーは無効となると述べた。

当時、出金サービスは引き続き利用可能となる予定だったが、CGEXは顧客に対して、損失の可能性を回避するために資産を引き出すよう勧めていた。また一時停止はサービスの永続的な終了を意味するものではなく、第3四半期には再開するとも同社は述べていた。

2018年10月28日(現地時間)に運営を開始したCGEXは、仮想通貨対仮想通貨の取引のみを提供していた。

運営開始当時、コインワンの海外進出は、韓国政府の仮想通貨に対する取り締まりや取引所に対する規制に関連している、と韓国のメディアは伝えていた。香港でビッサムDEX(Bithumb DEX)をローンチしたビッサム(Bithumb)やシンガポールに進出したアップビット(Upbit)など、海外に事業を展開している韓国の仮想通貨取引所は、コインワンだけではない。

コインワンは韓国で第3位の仮想通貨取引所。仮想通貨情報サイト、コインマーケットキャップ(CoinMarketCap)のデータによると、報告された取引量では世界第84位だ。コインワンはここ数週間で、セキュリティー改善のための多くの対策を講じてきた。セキュリティー認証のためにブロックチェーンセキュリティー企業、サーティック(CertiK)と提携し、8月8日には上場の基準を発表している。

翻訳:山口晶子 | 編集:町田優太 | 写真:Image via Coinone Facebook | 原文:Malta Crypto Exchange Opened by Coinone to Close Next Month

CoinDesk Japan 編集部

最終更新:8/23(金) 9:16
CoinDesk Japan

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