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戦乱の世をどのように生きるか。自由度の高さが特徴のアクションRPG『Mount&Blade II:Bannerlord』の早期アクセス開始が、2020年3月に決定

8/20(火) 19:51配信

電ファミニコゲーマー

 TaleWorlds Entertainmentは、馬上戦と攻城戦が特徴の中世騎士アクションRPG『Mount&Blade II:Bannerlord』の早期アクセス開始を2020年3月と発表した。

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 TaleWorlds Entertainmentはトルコに拠点を置く開発会社。前作『Mount&Blade』は全世界100万を突破するセールスを記録した大ヒット作で、馬上戦と攻城戦が特徴の大規模な戦場を舞台としたアクションRPGだ。

 主人公はひとりの平民から始まり(出自などはカスタマイズが可能)、騎士を目指すか、独立した傭兵となるか、あるいは一国一城の主となり、王を目指して天下泰平を目指すかと、自由な人生を過ごすことができる。

 また本作は大規模な戦場を舞台に、ひとりの兵士として馬に乗りながら、馬上槍、弓、ランスといった武器を使う集団での戦闘も特徴なっている。

 さらにゲーム内の経済や各国の武将の行動などが自律した生態系を持っており、こういったシミュレーション要素も本作の魅力的な要素である。たとえば主人公はどこの国にも属さず、移動しているだけでも、どこかで国と国が争いを始める。

 そして戦争に参戦するのか、傍観するのかは、プレイヤーに裁量権が与えられている。また、王に成り上がるために、武功をあげるだけではなく王族の姫の好感度をあげ、戦略結婚をすることによって権力の基盤を作るといった手段も取ることができる。こういった自由度の高いシミュレーション要素は、『Sid Meier’s Pirates!』にインスピレーションを得ているという。

 実は本作は、もともとインディーゲームとして開発されていたという出自を持つ。トルコ人のArmağan Yavuz氏とその妻だけで細々と趣味で開発していたゲームだったが、2004年に自分のWebサイトでベータ版の販売を開始。これが好評だったため、その販売収益で会社を設立して、ゲームの開発を続けた。

 2008年にはSteamで『Mount&Blade』を発売。2010年にはスタンドアローンの拡張パックである『Mount & Blade: Warband』を発売し、再び口コミ的に評判になる。日本でも多くのファンを生み出した。

 このように極めてユニークな『Mount&Blade』の続編を求む声は高く、『Mount&Blade II:Bannerlord』は2012年についに発表された。しかし、その後も定期的に映像や開発状況の進捗などが報告されたものの、しばらく発売日の発表はなく、多くのファンはやきもきしたに違いない。そして、このたび2020年に早期アクセス開始時期の発表となった。発表から実に約8年にも及ぶ、お披露目ということになる。

 『Mount&Blade II:Bannerlord』は、前作『Mount & Blade: Warband』と比較してもさまざまな点がパワーアップしている。まずグラフィックが格段に進化しており、大勢の騎士や兵士たちが戦場を埋め尽くすように描写されている様は圧巻だ。

 そして本作では、さまざまな攻城兵器を構築することができる。戦闘が始まる前に戦略的に設置して、敵の要塞を様々な視点から攻め滅ぼすことが可能。また、前作にもあったキャラクターの好感度システムが進化しており、武将の屈服やスカウトなどの外交関係が追加。恋愛からの戦略結婚はもちろんのこと、プレイヤーキャラクターが死亡した場合は、生んだ子どもが領地を継承して、その子供が新しいプレイヤーキャラクターとなる。

 前作の良さはそのままに、さまざまな点で進化した『Mount&Blade II:Bannerlord』は、中世アクションRPGの決定打となりうるゲームだろう。「いつプレイできるのか」と多くのファンは首を長くして待っていたが、早期アクセスまでもうしばらくの辛抱だ。

ライター/福山幸司

ライター福山幸司85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

電ファミニコゲーマー:福山幸司

最終更新:8/20(火) 19:51
電ファミニコゲーマー

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