ここから本文です

【nano.RIPE インタビュー】いろんな人に自分の環境や気持ちと重ねて聴いてほしい

8/20(火) 12:32配信

OKMusic

ちゃんと自分たちのカラーもできていてそこには自信を持っていいんだと思った

──カップリングの「ローリエ」は高校野球がテーマとのことですが、きみコさんはリトルリーグで野球をやられていたそうですね。

きみコ:「ヨルガオ」のカップリングをどんな曲にしようか相談している時に、シーズン的なこともあって“高校野球をテーマにしよう!”と閃いたんです。それで作っていたら、優秀なスタッフが高校野球関連のタイアップを決めてきてくださいました(笑)。でも、単に“頑張れ!”と応援する青春ソングにはしたくなくて。自分が野球をやっていた背景を踏まえ、甲子園を目指す高校球児だけじゃなく、甲子園に行けなかった球児の目線でも書きたいと思ったんです。

──歌詞の《あの日から》はきみコさん自身が野球選手になりたいと思った“あの日”を思い出して歌っている?

きみコ:初めてボールを握って、投げて打つことが楽しいと思った日があって。でも、その時の純粋な気持ちのままではいられなかったり、挫折があったり。野球が嫌いになった瞬間もあったけど、それでも頑張り続けた子がいる。人は真っ直ぐだけでは走っていけないこともしっかり書きたくて、それで《あの日》と《今のぼく》という対比を意識しました。

──それは野球以外でも言えることですね。この“ローリエ”というタイトルですが、そこにはどんな意味があるのですか?

きみコ:葉っぱの緑色を表す言葉なんですけど、青春の青臭い感じに合うと思ったし、ローリエの花言葉が“勝利・栄光”なので、高校野球にぴったりだと思って付けました。

──曲調も野球がテーマですから真っ直ぐで、爽快なロックという感じですね。

ササキ:そうですね。nano.RIPEらしいメジャー感のある曲になったと思います。ただ、Dメロをどうするかで、きみコとバトりましたけど(笑)。

きみコ:ジュンがメロディーを複雑にしようとするから(笑)。ここ最近は新しいことにチャレンジしてきたからこそ、「ローリエ」はnano.RIPEの王道なのが正解なんじゃないかと思ったんです。

──確かに、久しぶりに王道が来たと思いました。

きみコ:いろんな関係者の方から“nano.RIPEはこれだよね”って言ってもらえています。新しいことにチャレンジするのも大事だけど、ちゃんと自分たちのカラーもできていたということに気付けたし、そこには自信を持っていいんだって思いました。

──ちなみにササキさんも野球を?

ササキ:リトルリーグをやっていたんですけど、きみコのリトルリーグ話のインパクトが大きくて掻き消されてしまって(笑)。

きみコ:一緒にバッティングセンターに行ったら、経験者とは思えないくらい下手クソでしたけどね(笑)。

──そして、10月から年末に掛けてツアー『nano.RIPE TOUR 2019「せかいじゅのはな」』が控えていますが。

きみコ:ずっとゲーム『ドラゴンクエストIV』のストーリーに出てくるアイテム名をタイトルに付けていて、“せかいじゅのはな”は最後に出てくるアイテム名なんです。ひとりだけ死んだ人を生き返らせることができるというもので、前回の“ゆうきのきのみ”の流れから深読みしようとすればいくらでも膨らむから、いろいろ想像してほしいですね。ファイナルが12月28日と29日の2デイズなんですけど、きみコ作曲デイの“キミメロDAY”と、ササキジュン作曲デイの“ジュンメロDAY”と題してお送りします。ぜひ楽しみにしていてください。

取材:榑林史章

OKMusic編集部

2/2ページ

最終更新:8/20(火) 12:32
OKMusic

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事