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七尾・石崎小の土俵修繕 輪島、栃乃洋、輝の母校 卒業生ら作業

8/20(火) 0:49配信

北國新聞社

 大相撲の第54代横綱輪島大士さんや竹縄親方(元関脇・栃乃洋)、幕内で活躍する輝(高田川部屋)らを輩出した七尾市石崎小で、卒業生が土俵の修繕を進めている。1997(平成9)年から使用する現在の土俵は、乾燥で土が浮いているため、11日から卒業生らが作業を始めた。9月には創立当時から続く校内相撲大会が控えており、児童の相撲熱の高まりを期待しながら炎天下の作業に汗を流している。

 石崎小にはもともと、輪島さんが72年の夏場所優勝を記念して寄贈した土俵があったが、校舎新築のため解体され、代わりに現在の土俵が作られた。

 木造の屋根や照明器具が備わり、公式の大会が開催できる規格で、完成時には輪島さんが屋根を取り囲む幔幕(まんまく)を、当時は十両だった竹縄親方がテント1張を寄贈するなどして、後輩の活躍を願った。

 以降、輝をはじめ全国大会で活躍する選手がこの土俵で励んできたが、完成から24年がたち、土を何度もたたいても乾燥して浮き上がる状態となった。

 そこで「母校に恩返しをしたい」と、地元に住む89年度卒業生10人が中心となって、子どもらも含めて24人のボランティアチームを結成。夏休みを利用して土俵の整備に乗りだした。能登島の赤土をトラックで運び、卒業生が勤務する建設会社から無償で借りた重機を使って固めた。

 会社員の石本竜也さん(42)は「石崎小の伝統として土俵をきちんと残し、有名力士をこれからも輩出していけたらうれしい」と期待を込めた。

北國新聞社

最終更新:8/20(火) 0:49
北國新聞社

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