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カバがスイカ食べるだけなのに… 何度も見てしまう動画「誰も損しません」 農家の廃棄品活用して早10年

8/21(水) 7:00配信

withnews

 大きく口を広げたカバ。スイカが放り込まれると「グチャ」という音とともに割れ、ムシャムシャ食べ続ける――。先日、そんな動画がツイッター上で注目を集めました。長崎バイオパーク(長崎県西海市)の担当者に話を聞きました。

【画像】スイカを食べるカバはこちら。一瞬で砕けて、中身や汁を飛ばしながらムシャムシャと豪快に食べます

カバのスイカまるごとタイム

 7月下旬にツイッターで紹介されたカバの動画。「カバのスイカまるごとタイム Hippo's watermelon ASMR」というタイトルで、YouTubeに投稿されているものです。

 動画は「まずこちらのモモからスイカをあげまーす」と飼育員が話している場面から始まります。

 大きく口を開けて待っているモモ。スイカが放り込まれると口を閉じて、ムシャムシャとかみ砕きます。勢いよく割れるスイカに、口元からあふれる汁。

 「傷心してましたが元気が出ました」「見終わったら自然と笑ってた」といったコメントが寄せられているこの動画。実は5年前の夏に公開されたもので、視聴回数は8000万回を超えています。

担当者に聞きました

 「10年ぐらい前から夏場はカバにスイカをあげています」と話すのは営業企画課の神近公孝さんです。

 長崎バイオパークで現在飼育されているのは、モモ(メス)、デメタ(オス)、ドン(オス)の3頭。

 今年は7月13日から9月1日まで、「カバのスイカまるごとタイム」と題して平日は1日1回、土日は1日2回、スイカを食べる様子を公開しています。

 普段は干し草をメインに食べているカバ。なぜスイカを与えることになったのか? 神近さんはこう説明します。

 「この辺りはスイカの産地で、地元農家の方が『規格外で出荷できないスイカを活用できないか』と持ってきていただいたのが始まりなんです」

始めたきっかけは

 いろんな動物に与えてみたところ、一番喜んで食べたのがカバでした。そこで1日1~2個与えて、その様子を公開することになったそうです。

 「農家の方も、カバも、バイオパークも、誰も損をしない取り組みなんです」と神近さん。

 ほぼ毎年、夏になると動画を撮影してYouTubeに投稿。他の動物と比べても圧倒的に人気で、そのおかげもあってチャンネル登録は15万を超えました。

 話題になったことについてはこう話します。

 「率直にうれしいです。これからも多くの人にカバの良さを知ってもらい、バイオパークの楽しさを伝えられるといいなと思っています」

最終更新:8/21(水) 7:00
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