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115kgから40kgダイエット成功、コツは食事?運動? 医学的に考察してみると

8/22(木) 7:00配信

withnews

ベンチャー企業で激務を経験し、2015年には体重が115kgまで増加してしまった記者。転職などで環境が変化した5年後の2019年現在、合計40kgのダイエットに成功。減量後、この1年の体重は75kg、体脂肪率は18%前後で安定しています。さまざまなダイエットの方法を試し、失敗を重ねてきましたが、振り返ると疑問なのが「肥満者にとって効率のいいダイエットはあるのか」「あるとしたら一体どんなものか」です。中でも最大の問いの一つとされるのが「食事」か「運動」かの選択。ダイエットの医学的な「コツ」について、ガイドラインや専門家の取材、自分の体験と照らしながら紹介します。(withnews編集部・朽木誠一郎)

【画像】実録!40kgダイエットで外見はどう変わる? リバウンド後の成功

BMIなんと「37.5」高度肥満のリスク

そもそも、医学的に「ダイエット」が必要なのは、どのような人でしょうか。日本肥満学会が発行する『肥満症診療ガイドライン2016』では、「脂肪組織に脂肪が過剰に蓄積した状態」で、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で計算される体格指数(BMI)が「25以上」を肥満と定義しています。ちなみに、BMIが25以上でも、ボディビルダーのように脂肪の蓄積がなければ肥満ではありません。

2015年当時の私は身長175cmに対して体重が115kgでしたから、BMIはなんと37.5。同ガイドラインでは高度肥満に該当します。肥満は糖尿病や高血圧、脂質異常症、脂肪肝、高尿酸血症などたくさんの生活習慣病を引き起こし、心筋梗塞や脳卒中などの心・脳血管疾患やがん、認知症などを発症・増悪させるリスクです。肥満の人が体重を減らすことによって、このリスクを回避するメリットがあるのです。

さらに医師の診断により、実際に健康障害を伴うか、伴うことが予測され、減量が必要だとされた場合は、肥満症として食事療法や運動療法などの治療がなされます。

実際に治療をするときに、基本になるのは食事療法と運動療法。肥満の主な原因は過食と運動不足なので、食べる量を減らし、動く量を増やすことで、摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスを消費の方に傾けるように指導されます。※太りやすさには体質も関わり、肥満を伴う遺伝病もあります。

治療においては、食事療法が必須で摂取エネルギーを肥満症では標準体重(※)1kgあたり25kcal以下、高度肥満症で20-25kcal以下とし、運動療法を併用すると効果が高まることがガイドラインに記載されています。そしてこの実現性こそが、ダイエットで私たちに問われるポイントでもあります。※身長に対してBMI22として計算した値/身長175cmなら約67kg。

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最終更新:8/22(木) 7:00
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