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F1を目指すなら、全てをまとめる力が必須……松下信治、後半戦に向け自信【FIA F2】

8/21(水) 20:24配信

motorsport.com 日本版

 昨シーズンをスーパーフォーミュラで過ごし、今季からFIA F2に復帰を果たした松下信治(カーリン)は、オーストリアのレース1で優勝するなど89ポイントを獲得して、ランキング7番手でサマーブレイクを迎えた。

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 松下は、F1参戦が目標だと公言している。そのためには、現状の成績では不十分。今季スーパーライセンスを獲得するためには、シーズン後半に巻き返すことが絶対条件となる。

「序盤は多くのトラブルに見舞われました。でも僕としても、バーレーンやバルセロナで、タイヤを十分に労わることができませんでした。でも、常にペースは良かったので、すべてをまとめ上げることができれば、良い結果を残せるのは分かっていました。そして、シーズン中盤には、良い仕事ができたと思います」

 松下はシーズン前半を振り返り、そう分析した。前述の通り、松下は昨年1年、F2から離れていた。これが、彼の今シーズン前半を難しいものにしたという。

「実際、かなり難しかったです。まずは(タイヤの)デグラデーションです。それから、ライバルたちはとても攻撃的で……少しでも気を抜くと、彼らは僕にアタックしてくるんです。だから、常に攻撃を仕掛ける側にいなければいけなかった……それも難しいことでした」

「ドライバーのレベルもかなり高いです。ルカ(ギオット/ユニ-ヴィルトゥオーシ)やニック(デ・フリーズ/ARTグランプリ)、(ニコラス)ラティフィ(DAMS)はみんな経験豊富ですし、タイヤやその他全てのことを理解しています。僕にも経験はありますが、彼らと同じというわけではありません」

 そう語る松下は、後半戦に自信を見せる。

「オーストリアのレース1が、僕の前半のベストレースです。そしてハンガリーのレース2も、それほど悪くありませんでした。タイヤをマネジメントしていたので、レース終盤は僕が最も速かったと思います。だから、(サマーブレイク明け初戦の)スパに向けては、かなり自信があります。スパはタイヤに厳しいサーキットなので、僕にとって素晴らしいレースになると思います」

 F1を目指すためには、ミスを減らす必要があると、松下は語る。

「最初は細かいところが十分じゃなかったです。でも、今では全てが揃っています。全てをまとめ上げるだけでいいんです。でも、例えばハンガリーの予選では、最終コーナーでミスをしてしまいました。それがなければ、3番手か4番手になっていたと思います。僕たちは、全てを一発でまとめなきゃいけない。それが、F1ドライバーがやることです。F1を目指すなら、それができるようにならなきゃいけません」

「ホンダは僕を全面的にサポートしてくれていますが、僕は結果を出さなきゃいけないんです」

「(スーパーライセンスの取得に必要な)ポイントを獲得できれば、間違いなくチャンスはあると思っています」

 シーズン後半戦の目標について松下は、改めて次のように語った。

「僕の目標は、今季のチャンピオンシップで4位になることです。十分なだけのスーパーライセンスポイントを手にするためには、3位か4位に入ることが必要になるんです」

「今はそこに少し遅れています。でも、残りはあと4イベント……できる限りプッシュして、スーパーライセンスを取得したいと思っています」

田中健一, Oleg Karpov

最終更新:8/21(水) 20:24
motorsport.com 日本版

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