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サルガッソ海の海藻にプラスチック粒子、ウミガメなどに影響も

8/21(水) 15:49配信

ロイター

[19日 ロイター] - 北大西洋にあるサルガッソ海で、ウミガメなどの生物に対する環境汚染の規模と影響を研究している科学者らが、微小なプラスチック粒子の「極端な濃度」を確認したと明らかにした。

サルガッソ海は褐色の海藻「ホンダワラ」が大量に浮遊していることで知られ、多くの海洋生物に食物と隠れ場所を提供している。

だが、この海藻の中にマイクロプラスチックが潜んでいることが分かったという。科学者らによると、ウミガメが海藻を食べる際にこの粒子も体内に入ってしまい、食物連鎖に侵入してくる恐れがある。

サルガッソ海では海流が大きな渦を作っているため、アフリカや欧州、北米からゴミが集まってくる。引き寄せられたプラごみは海流により攪拌(かくはん)されて砕け、微小なマイクロプラスチックになる。

フロリダ大学は環境保護団体グリーンピースと共同でホンダワラを調査し、ウミガメの赤ちゃんなど脆弱な海洋生物にとって海藻がいかに重要かを明らかにしようとしている。

地球上に7種生息するウミガメのほぼすべてが、世界自然保護基金(WWF)により絶滅危惧種に分類されている。生息地の破壊や密漁などが原因だという。

最終更新:8/21(水) 15:49
ロイター

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