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【新種牡馬カレンブラックヒルの正体】圧倒的スピードと非凡なパワーを兼備

8/21(水) 21:45配信

東スポWeb

【新種牡馬の正体2019=カレンブラックヒル】産駒のオヌシナニモノが福島新馬戦(ダート1150メートル)で6馬身差の圧勝。門別(ダート1000メートル)でデビュー2連勝を決めたアザワクは函館2歳Sでも穴人気を集めるなど、種牡馬としての存在感を着実に高めつつある。

「これからもっと活躍馬が出てくると思うよ。いいスピードを持った馬だったし、そういうところは遺伝しやすいというからね。2歳馬もそうだけど、その下の世代にもいい子が多いと聞いている」とは現役時代のカレンブラックヒルを管理した平田調教師。

 カレンブラックヒルは父ダイワメジャー譲りの快速を武器に、デビューから毎日王冠まで負け知らずの5連勝。1998年エルコンドルパサー以来、史上2頭目となる無敗でのNHKマイルC制覇を達成するなど、1600メートル前後の距離を主戦場に一時代を築いた。

 2015年に引退後は優駿スタリオンステーションにスタッドイン。初年度から103頭の繁殖を集め、17年は100頭、18年は84頭と、生産界からも上々の評価を得ている様子だ。

 産駒の印象について平田調教師は「ウチの厩舎からも1頭(カヴァス)デビューしたけど、能力はやはりあるよ。稽古も動くからね。スピードはもちろん、体幹の丈夫さがカレンブラックヒルの武器だった。産駒もそれを引き継いでくれているんじゃないかな」。また焦点となる距離適性については「母系にもよるけど、2000メートルまではこなせると思う。天皇賞(秋)で5着にきているくらいだからね」と見通しを語ってくれた。

 意外なのは産駒がダートでも活躍を見せている点だが、「本質的には芝向き(の種牡馬)だと思うけど、ブラックヒルもダートをこなせそうな雰囲気は持っていたんだ。唯一、使ったのがいきなりのGI(フェブラリーS)で結果は出なかったけど、仮に下級条件で使っていれば勝っていたと思う」。

 スピードと同時に非凡なパワーを伝えるのが、種牡馬としての最大の特徴と言えようか。そのイメージは、父ダイワメジャーに共通するもの。優良な後継種牡馬として、今後さらに大きく裾野を広げていきそうだ。

最終更新:8/22(木) 6:54
東スポWeb

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