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智弁和歌山・高嶋仁名誉監督が決勝を占う「奥川が普通に投げれば2、3点の勝負になる」

8/22(木) 7:01配信

スポーツ報知

◆第101回全国高校野球選手権大会第14日 ▽決勝 履正社―星稜(22日・甲子園)

【写真】高嶋仁前監督、大船渡・佐々木の登板回避に「これで壊れるならプロに行っても壊れる」

 令和初の全国制覇を成し遂げるのは強力打線の履正社か、エース奥川擁する星稜か。甲子園歴代最多の68勝を挙げ、昨年8月に監督を勇退した智弁和歌山の高嶋仁名誉監督(73)が決勝を占った。

 両校とも力がありますから、予想するのは難しいですね。ただ、奥川君が普通に投げたら、そんなに点は取られない。2、3点の勝負になると思います。星稜は、3回戦で智弁和歌山に勝ったのが大きかった。あれで次の仙台育英戦は17得点も取った。星稜の方が勢いがあると思うんですよね。その勢いを、履正社の投手がどれだけ食い止められるかがポイントです。

 奥川君が素晴らしいのは、ハートの強さ。加えて技術がある。智弁戦の時は「絶対に点はやらん!」という投球で、打てる球がほとんどなかった。「田中マー君(将大)に似ているな」と見ていました。

 楽天で田中の球を受けていた(智弁和歌山の)中谷(監督)から、田中の良さは「ピンチになればなるほど球が速くなる。精度が良くなる」と聞いたことがあったので「奥川君も同じやな」と。接戦になればなるほど力を出す。力を抜くところを知っている。制球は高校のときの田中よりいいかもしれません。

 履正社は上位、下位に関係なく、どこからでも打てる。走者がたまっての一発も予想できます。4番の井上君は高校生としては一級品。遠くに飛ばせるのは、教えてできるものではありません。

 両校に言えることですが、よく打つチームは1球目から積極的に打ちにいきます。大会を通して、打てないチームは1球目を見逃していたことが気になりました。打席は「四球を選ぶところではない。打つところ」ということを、肝に銘じてほしいです。

最終更新:8/22(木) 13:01
スポーツ報知

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