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韓国大手旅行「ハナツアー」、日韓情勢やウォン安で通期下方修正、連結決算は減収減益 ―2019年第2四半期

8/21(水) 12:55配信

トラベルボイス

韓国大手旅行ハナツアーの2019年12月第2四半期連結決算(2019年1月~6月30日)は、売上高が1.3%減の42億700万円、営業利益が25.7%減の5億7100万円。韓国ウォン安の影響によって為替差損7億800万を計上し、経常損失が1億6700万円で減収減益となった。親会社株主に帰属する当純損失は3100万円。

また、2019年は7月以降に各事業で韓国からの新規予約が伸び悩むと同時に一部キャンセルも発生。さらに、9月以降の韓国LCCで定期便の運休が発表されるなど、旅客数が減少する見通しとなり、通期業績予想の下方修正もおこなった。

今期の旅行分野をみると、韓国経済の低迷による円高や渡航先の多様化に加え、ゴールデンウィーク時期の訪日旅行商品の高騰や海外空港会社のストライキなどもあり、韓国からの訪日旅行者数が低迷。プロモ―ションの積極展開やグローバルOTAとの連携による販売チャネル拡大などをおこなったが、旅行事業の売り上げは15.8%減の14億7722万円、セグメント利益は37.2%減の4億4551万円となった。

また、バス事業は東京や沖縄を中心に堅調に推移し、売上高2.3%減の12億1507万円、利益が73.8%増の1億9178万円で減収増益。免税販売店事業は福岡、大阪、札幌の各店舗で集客数が伸び悩み、24.3%減の12億5260万円、利益は68.0%減の6938万円。

2019年12月期の通期予想は、売上高が前期比12.7%減の68億8700万円、営業利益は63.8%減の3億3200万円で減収減益となる見通し。日韓関係を背景に、訪日韓国旅行者数の先行き不透明感が影響するほか、為替差損も発生することで、経常損失は前期比21億8800万円減の14億6000万円を見込む。

トラベルボイス編集部

最終更新:8/21(水) 12:55
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