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テーマに沿わず…出番のない資料、50点を公開 川越の市立博物館、目に触れる機会の少ない逸品を展示

8/21(水) 11:11配信

埼玉新聞

 埼玉県川越市郭町の市立博物館で9月1日まで、第29回収蔵品展「博物館のたからもの―学芸員おすすめの収蔵資料―」が開かれている。同館が所蔵する資料のうち、これまで展示の機会に恵まれなかった逸品、約50点を公開している。

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 同館は毎年収蔵品を開催しているが、展示テーマに沿わないため、なかなか日の目を見ない資料も多かった。そこで本年度の収蔵品展は、収蔵する約3万5千点のうち展示の出番が回ってこず、来館者の目に触れることの少なかった資料をテーマに展示した。

 展示は、考古▽歴史▽古美術▽民俗で構成し、学芸員によるよりすぐりの資料を公開している。本年度寄贈され、高さ約170センチもの「六尺押絵羽子板 川中島合戦」(昭和時代)や、枯れ葉や木片などを中でいぶして使った「蚊遣り豚」(江戸時代)、人間国宝の人形師二代目平田郷陽作の五月人形「桃太郎」(大正時代)など、学芸員お薦めの資料が来館者を楽しませている。

 特別に「図書館のたからもの」として、市立中央図書館蔵の資料も展示している。最後の川越藩主・松平周防守家の旧蔵資料で「版籍返上被仰付書」、「河越藩知事令書」(ともに明治時代)などを展示している。

 25日午前10時と同3時に担当学芸員による資料解説講座がある。開館時間は午前9時~午後5時。入館料200円(高校・大学生100円、中学生以下無料)。休館日は毎週月曜日(祝日の場合は翌日)。

 問い合わせは同館(電話049・222・5399)へ。

最終更新:8/21(水) 11:11
埼玉新聞

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