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小惑星が8月末に地球に最接近…今後に備える「地球防衛会議」の衝突回避策とは?

8/21(水) 19:01配信

FNN.jpプライムオンライン

落下で都市壊滅?直径160mの小惑星が接近中

もうもうと煙をあげながら地球に迫る塊。衝突した途端、地球は一面真っ赤に…近い将来、こんな恐ろしい光景が現実のものとなってしまうのだろうか。

【画像】地球の周りにこんなに…発見された小惑星のCG映像

実は、「8月28日に直径160mの小惑星が地球に最接近する」とNASAが発表したのだ。もし100mクラスの小惑星が地球に衝突すると、どれほどの被害が出るのだろうか?

国立天文台 山岡均准教授:
直径100m前後っていうのがそのまま地表まで到達すると、地上に直径1kmくらいのクレーター、隕石孔口ができ、さらに、落下してくる時の大気との衝突による衝撃波が、周り数十km範囲くらいの建物などに大きな被害を及ぼします。

また、7月25日には、地球のすぐそばを直径130mの小惑星が通過していたことがわかった。
地球までの距離は約7万2000km。これは地球と月の距離のわずか5分の1。あわや衝突も考えられる事態だった。

国立天文台 山岡均准教授:
今回、月よりも近いところを地球に近づいてくるもの中では、比較的、大きいものが通ったということで話題になっています。

幸い衝突することはなかったが、驚くべきは、天文学者たちがこの小惑星の存在に気付いたのが通過する数日前だったということ。

地球に迫る小惑星を一体誰が見つけ、監視しているのか?日本スペースガード協会の浅見敦夫副理事長に聞いてみると…

ーー発見するのは難しい?

日本スペースガード協会 浅見敦夫副理事長:
そうですね。小さい天体ですから、近寄ってこなければ明るくならないし、動く方向も地球の方向に向かってくる場合には、移動が少なくなります。なかなか見つけづらいんですね。

小惑星といえば、2013年にロシアのチェリャビンスク州上空で大爆発を起こし、約1500人が負傷した。

国立天文台 山岡均准教授:
ロシアに落ちたのは、天体としては発見されずにいきなり衝突したんですね。発見されてから地球に衝突した例は4例ありますが、それ以外はすべて発見されずに落ちています。

地球のすぐそばを通過しながら気付かれない小惑星がたくさんあるというのだ。

これは、アメリカ航空宇宙局・NASAが公開したこれまでに発見された小惑星のCG映像。オレンジや青の点は、すべて小惑星を表している。

地球の周りには、これだけの小惑星がひしめきあうように存在している。
そして、8月末に最接近するという直径160mの小惑星。果たして地球は大丈夫なのか?

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最終更新:8/22(木) 8:06
FNN.jpプライムオンライン

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