ここから本文です

フェラーリSUV、V6またはV12ハイブリッドの4WD? 新エンジニアリング挑戦

8/21(水) 11:50配信

AUTOCAR JAPAN

既存のSUVとは全く異なる一面を持つ

フェラーリは近い将来に発表を予定しているSUVの開発を熱心に進めている。快適性、インテリア・デザイン、車内の広さ、パワートレインのテクノロジーなどの点において、このクルマは同ブランドをまったく新しい方向性に導くものになる。

【写真】フェラーリSUVのライバルたち (278枚)

2022年の発表に向け、「プロサングエ」(イタリア語でサラブレッドという意味)というコードネームで開発されているフェラーリのSUVは、市場ではアストン マーティンDBX、ランボルギーニ・ウルス、ベントレー・ベンテイガ、ロールス・ロイス・カリナンなど、他の高性能で超高級なSUVとは一線を画した独自の地位を築くことが約束されている。

昨年、フェラーリは2023年までに15台の新型車を発表すると予告した。当初「175」という開発コードで知られていたこのSUVは、その中の1台だ。

これらの新型車では、2種類のプラットフォームを使って2種類の異なるモデルラインが作られる。1つはF8トリブートのようなミドエンジンのスーパーカーで、もう1方はフロント・ミドエンジンのGTだ。新型SUVもこちらに含まれる。

「わたしはこの新型車とその技術コンセプトに納得しています」と、フェラーリで最高技術責任者を務めるマイケル・ライターズは独占インタビューで打ち明けた。

「われわれは、一面においては本物のSUVとなるコンセプトとパッケージを見つけ出しました。SUVの購入者に対しても説得力を持つでしょう。しかし、その一方では既存のSUVとは全く異なる一面も持ちます」

全く新しいエンジニアリングに挑戦

そのコンセプトはフェラーリの専用アーキテクチャを組み合わせる手腕に掛かっている。ベンテイガやウルスが、同じグループのフォルクスワーゲン・トゥアレグやアウディQ7など、多くの車種と同じMLBプラットフォームを共有しているのとは対照的だ。

プロサングエはフェラーリ・レベルのパフォーマンスやダイナミクス性能のみならず、SUVに求められる快適で使いやすいキャビンを併せ持つものになるという。

「この挑戦はフェラーリが新たなセグメントを切り開くためのものです」と、ライターズは語った。「われわれは常にとても先鋭的な地位にいます。そのため、クルマを開発する際には方針をどこに絞り、代わりに何を捨てるかを決定することが容易です」

「今回は何を捨てるかを決定するのではなく、全く新しいエンジニアリングに挑戦することになるでしょう」

フェラーリは、プロサングエの仕様については依然として口を固く閉ざしているものの、輝かしいその72年に及ぶ歴史の中で、最も急進的な方向にブランドを導くことになる理論や挑戦については喜んで語る。

1/5ページ

最終更新:8/21(水) 11:50
AUTOCAR JAPAN

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事