ここから本文です

未感染県、初の散布 豚コレラ かほく、津幡にワクチン

8/21(水) 0:55配信

北國新聞社

 石川県は20日、県内養豚場での豚コレラ感染を防ぐため、かほく市と津幡町の山間部で野生イノシシ用のワクチン入り餌「経口ワクチン」の散布を始めた。豚コレラの感染が確認されていない都道府県でワクチンが散布されるのは初めて。22日までにワクチン1千個を埋設する。

 県内にはかほく市以北に計15養豚場がある。イノシシの豚コレラ感染が確認されている富山県からのウイルス侵入を防ぐため、かほく市14カ所、津幡町36カ所でワクチンを埋設する。

 初日は県や両市町の職員、地元猟友会のメンバーら約30人が6班のワーキングチームをつくり、トウモロコシ粉やミルクパウダーなどを調合した餌で覆った液状ワクチンを土中の深さ約10センチに埋めた。

 ワクチンを接種したイノシシは10日程度で免疫が付く。県は今月末にイノシシを捕獲してワクチンの効果を確かめる。ワクチンは複数回接種すると免疫が高まるため、9月に今回と同じ50カ所に再び1千個を埋め、12月から来年1月にも散布する計画だ。

 農林水産省は9月、石川や富山を含む8県にワクチンを追加支給する。製造元のドイツからまとまった量が輸入できる見通しになったためで、担当者は「各県に可能な限りワクチンを供給し、蔓延防止に努める」と話した。石川県が8日、同省の高鳥修一副大臣に追加支給を要望していた。

北國新聞社

最終更新:8/21(水) 0:55
北國新聞社

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事