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静岡大「新機構」20年4月設置 SDGs推進、地域へ提言強化

8/22(木) 7:31配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 静岡大は21日までに、国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)の推進をはじめ、地域社会への政策提言を強化するため、2020年4月をめどに「未来社会デザイン教育・研究機構」を静岡キャンパス(静岡市駿河区)に設置する方針を固めた。浜松医科大との法人統合・大学再編後も、静岡地区大学の象徴的機関に位置付ける。

 同機構は、静岡キャンパスの教員を中心に30人程度で組織する予定。既存の地域法実務実践センターや防災総合センターなどは機構に属する形に整える。石井潔学長は「どういう分野でどのような貢献ができるかを大学全体で明確にし、地域で考えられていることとわれわれが提供できることとを結び付け、組織的に取り組んでいきたい」と話している。

 構想の一環で、県東部に大学のサテライトスペースを設け、同機構の事業を展開することも検討。伊豆地域で人口減少が大きな課題となる中、拠点を足掛かりに、自治体や民間と連携しつつ振興に関わっていく考えだ。

 静大と浜医大が3月に締結した合意書によると、静大浜松キャンパスの工、情報の2学部と浜医大で構成する浜松地区の大学、静大静岡キャンパスの人文社会科学、農、理、教育の4学部が中心の静岡地区の大学に再編する。新大学の入学者は22年度から受け入れることを目指している。

 浜松地区で光医工学分野の発展へ期待が高まる一方、静岡地区については「ビジョンが見えない」との指摘が学内外にある。静大の石井学長は「人文的な知や理学的な知などを未来社会デザインという形で結び付けていくことは、今後の方向性として自然の形」と強調。未来社会デザイン教育・研究機構を「静岡地区大学の特徴を出す上で、売りにしていきたい」としている。

静岡新聞社

最終更新:8/22(木) 7:31
@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

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