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【わが青春のインターネット】ネットがリアルの一部に “招待制”で市民権を得たSNSの元祖「mixi」の足跡

8/22(木) 18:00配信

ねとらぼ

mixiのお作法は今のネットに生きているか

 本名や勤務先などリアルな情報を書き込んでいる人の多かったmixiやFacebookに対して、じわじわと市場を拡大してきたのが匿名性の高いやりとりで人気を博すTwitter。mixi全盛期のあのころ学んだネットマナーは現代でも通用するのでしょうか。

 例えばTwitterでたびたび見かける「FF外から失礼します」は、mixi文化を継承している可能性がある最も有名なフレーズとして2019年2月に“「FF外から失礼します」はmixi由来の慣習? 「日本のTwitter文化、mixi起源説」が話題に”との記事が話題を呼びました。これは、あるTwitterユーザーが唱えた俗説で、「フォロバはリプください」(フォローバックの際にはひとこと言ってください)や、「お別れはブロ解で」(フォローを外す際はブロック機能を使い、互いにフォローしていない状態にしてほしい)などの文化は、mixiでのマイミク文化の影響を受けているのではと唱えて多くの支持を得ました。

 また「バトン」も現在では「お題」に姿を変えたイメージがあるものの、mixi全盛期のような強制力は下がっており、やりたい人がやるという形になるなどいずれも形を変えて継承されているようです。 

mixiでのつながりでできたつながりは今でも

 そんなmixiで生まれたたくさんのつながり。今でもその交流が続いているというエピソードもいくつか聞かれました。

 mixi創成期に、サウンドクリエイター集団「I've」とバンドセッションするという珍しいイベントに参加したというあるユーザーは、mixiのおかげで詩月カヲリさんと対バンができたという素晴らしい経験を語り、その対バンの派生として誕生した「初音ミクバンオフ」が2019年現在も続いていると明かしました。こうした交流については、多くの有名クリエイターや著名人がmixiを利用していたからこそ生まれたと話し、「mixiがなかったら成り立たなかったと思います」と振り返りました。

 多くの人の人生と日本のネット社会を変えたSNS「mixi」。あなたにはどんな思い出がありますか。久々にログインしてみると、新たな発見があるかもしれません。

(Kikka)

【連載「わが青春のインターネット」】
この記事は、ねとらぼとYahoo!ニュースの共同企画による連載記事です。平成時代とともにに生まれ、育ってきたインターネット。これまで約30年、さまざまなWebサービスや出来事、有名人が生まれては消えていきました。かつて一世を風靡した「あのサービス」を振り返り、同時に今のネットの問題点を考えることでWebの栄枯盛衰や怖さを伝えつつ、失われることのないネットの楽しさの本質に迫っていきます。そして、令和時代のインターネットの将来について考えていきます。

ねとらぼ

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最終更新:8/22(木) 21:09
ねとらぼ

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