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デンマーク首相、トランプ大統領の訪問延期は「遺憾で驚き」

8/22(木) 1:31配信

ロイター

[ワシントン/コペンハーゲン 21日 ロイター] - デンマーク領グリーンランドを購入する提案が一蹴されたことを理由にトランプ米大統領がデンマーク訪問を取り止めたことについて、同国のフレデリクセン首相は21日、「驚きかつ遺憾だ」と表明した。

トランプ大統領は前日、9月2─3日に予定していたデンマーク訪問を延期すると発表。フレデリクセン首相がグリーンランドは売り物ではなく、米国へ売却するという案は「ばかげている」と述べたことに反発した。

トランプ大統領は、フレデリクセン首相のコメントについて「不快で、不適切だ。彼女は『買収に興味がない』とだけ言えばよかった」と主張。「彼女は私に話しかけているのではない。米国に向かって話しているのだ。米国に対してそのような物言いはない。少なくとも私の政権下ではそうだ」と指摘した。

一方のフレデリクセン首相は、トランプ大統領の訪問延期は「遺憾で驚きだ」としつつも、米国は引き続きデンマークの重要な同盟国の1つだとし、「商業上の連携、外交・安全保障政策などを巡る今後の決定に影響が及ぶことはない」と語った。

同時に、グリーンランド売却の可能性を排除したグリーンランド自治政府のキールセン首相に「同意する」とも強調した。

米政権のグリーンランド購入構想を巡っては、デンマークのラース・ロッケ・ラスムセン前首相も「エープリルフールの冗談に違いない」と述べていた。

また、ヘレ・トーニング・シュミット元首相は「グリーンランド売却協議にわれわれが関心がないことからデンマーク訪問をキャンセルするとは、まさか冗談だろう。グリーンランドやデンマークの人々をひどく侮辱している」とツイッターに投稿した。

※内容を追加しました。

最終更新:8/22(木) 10:46
ロイター

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