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【巨人】菅野10勝「もっともっと勝ちたい」成長認める原監督と厚い信頼関係

8/22(木) 6:07配信

スポーツ報知

◆中日2─5巨人(21日・ナゴヤドーム)

 巨人は投打がかみ合い今季3度目の6連勝で、4カード連続の勝ち越しとした。初回と3回に岡本が適時打を放ち、6回には阿部、ゲレーロの連続アーチで突き放した。投げては菅野が8安打を浴びながらも7回1失点でまとめ、3年連続2ケタ勝利に到達した。22日に巨人が勝ち、DeNAが敗れれば優勝マジック21か22が点灯する。

 根気強く攻めた。菅野は細心の注意を払った。1点リードの5回2死一、二塁で4番ビシエド。マウンドに来た小林と入念に作戦会議した。フルカウントから外角スライダーで遊飛。「うまくバッテリーで攻めていけた。内角を使いながら、どっかで(内角)いくと見せかけてスライダーでしつこくいけました」。粘って同点を阻止した。

 7回123球1失点。8安打中7本が単打で、併殺崩れの間の1点だけに抑えた。入団7年で6度目の2ケタ勝利は球団では桑田真澄以来だ。「名だたる名投手に並べてうれしいですし、もっともっと勝ちたい。そういう名前に恥じないように。支えてくれる皆さんに感謝して頑張ります」とかみしめた。

 伯父でもある原監督にも感謝は尽きない。1年目の13年から「選手と監督」になると、マウンドで見せる笑顔に「勝負の世界は斬るか斬られるかしかない。相手に失礼だ」と厳しさを注入された。試合中のベンチ裏で「なんだお前。情けねえピッチングしやがってよ」と激怒されたこともあった。

 今季、原監督が4年ぶりに復帰。菅野は前回監督時のように、厳しく“叱責”されることがなくなった。昨年までの活躍で「智之には何も言うことない」と指揮官が成長を認め、信頼を寄せるからだ。「もし、そうだとしたら、うれしい反面、今年の自分がふがいないんです」。個人成績には何一つ満足していない。

 腰痛で離脱、体調不良に苦しんだ期間。原監督は全て理解し、理想の投球ができなくても「前向きに考えているからな」と背中を押してくれた。

 「怒りたいこともたくさんあると思うんです。でも、俺はこういうふうに思ったから代えたから、とかアフターケアもしてくれて。すごい監督だと思います」

 指揮官の信頼が不変だったのも、体調が悪くて苦しくても、下を向かなかったからだろう。菅野は「監督はプロセスも大事にする人」と教えを胸に刻み、常に最善の準備を重ねてきた。原監督は「毎年、安定している。素晴らしい投手」と10勝目に賛辞を贈った。

 体調が良くなり、投球内容は向上。チームは6連勝で22日にもマジックが点灯する。「戦いは続くので気を引き締め直して頑張ります」。原監督を胴上げするまで、先頭で引っ張っていく覚悟だ。(片岡 優帆)

【巨人】菅野10勝「もっともっと勝ちたい」成長認める原監督と厚い信頼関係

最終更新:8/24(土) 7:06
スポーツ報知

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