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【巨人】岩隈が加入後初登板で3人斬り…2軍戦で本拠地デビュー「本当に楽しみで、すごく緊張した」

8/22(木) 6:07配信

スポーツ報知

◆イースタン・リーグ 巨人4―5日本ハム(21日・東京ドーム)

 8年ぶりに日本球界に復帰した巨人・岩隈久志投手(38)が21日、イースタン・日本ハム戦(東京D)で今季初の実戦登板。同点の6回から4番手でマウンドに上がり、1イニングを無失点に抑え、三振も1つ奪った。17年秋に受けた右肩手術の影響を考慮し、3月からファームで調整を続けてきた背番号21。本拠地で待望の“巨人デビュー”を果たした。

 同点で迎えた6回。2万849人が沸いた。

 「ピッチャー、岩隈」

 大歓声に迎えられた岩隈は、ゆっくりと移籍後初実戦のマウンドに上がった。8年ぶりとなる日本での第一歩。家族が見守る中、4番手で1イニングを3者凡退。前日の同戦(東京D)より約3700人増えた観衆の前で、12球の完全投球を披露した。

 「本当に楽しみで、すごく緊張もした。ソワソワしてるような気持ちでマウンドに上がりました。あれだけたくさんのファンに来ていただいて、期待もあると思う。それに応えられるようにという思いに改めてなりました」。38歳のベテランが素直な心境を吐露した。

 先頭・海老原への初球。内角寄り139キロのツーシームでバットをへし折り二飛。続く石川亮は3ボール1ストライクからスライダーで二ゴロ。郡(こおり)に対してはフルカウントからスライダーで空振り三振を奪った。この日の最速は141キロ。「しっかり腕も振れてたと思いますし、伸びとかも感じは良かった。戦っているなという気持ちになりました」。結果を伝え聞いた原監督も「これも吉報でしょう」と頬を緩めた。

 春季キャンプは1軍で汗を流すも、17年秋に手術を受けた右肩の状態を考慮し、3月からはファームで調整。6月頃に投げられる直前までいったが、状態が落ち込み、ペースダウンを余儀なくされた。

 だが、自分が苦しい時でも、G球場では若手に自身の経験や技術を惜しみなく伝えてきた。悩む後輩たちには「まずは野球を楽しむ」ことを第一に説いた。メジャーを経験し、侍ジャパンで世界一にも貢献した右腕からのシンプルな言葉に、救われた選手は少なくない。「若手と話した時に(昔は)俺もこうだったなあって」と当時を振り返りながら丁寧に言葉を並べた。

 今後は状態を確認しながら、球数やイニングを増やして状態を上げていく。「一進一退の中でも投げられる日を目標にやってきた。やっとスタートに立てた。本当にここからだと思います」。残り1か月半となったシーズンの秘密兵器として期待が膨らむ。5年ぶりのリーグ優勝、そして日本一へ。岩隈は「戦力になれるように」と力を込めた。(河原崎 功治)

最終更新:8/24(土) 7:07
スポーツ報知

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