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カブス・ダルビッシュ、メジャー初の快記録達成も自己ワーストの4被弾で5勝目ならず

8/23(金) 5:04配信

スポーツ報知

 カブスのダルビッシュ有投手(33)は21日(日本時間22日)、本拠地でのジャイアンツ戦に先発。5回1/3を投げ、レギュラーシーズンでは自己ワーストとなる4被弾を許し、7安打7失点(自責6)、8奪三振。勝敗は付かず、防御率は4.43となった。

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 普段はあまり感情を出さないダルビッシュが、悔しさをあらわにした。3点リードの6回。自らの失策で走者を許し、1死一塁とすると5番ボートには痛恨の2ランを献上。打った瞬間それとわかる打球に、マウンド上で大声を出した右腕は「チームが勝つためには抑えないといけない。あそこでまた2ラン。とにかく悔しい」。続くピラーにも同点のソロ弾を許して降板を告げられると、うなだれるようにしてベンチへと戻った。

 レギュラーシーズンでは自己ワーストの1試合4被弾。5、6回の中盤に3本塁打を浴びせられ「今日はだんだん(状態が)悪くなっていって、向こうがアジャストしてきた。(6回は)自分のエラーもあったし、うまく向こうの打線につかまってしまった」。直球の走りが悪くなり、変化球主体となった配球を狙われて失点を重ねた。

 今季の被本塁打は30となってリーグワーストを更新したが、次戦以降につながる手応えもつかんだ。この日は130キロ前後の速いカーブが効果的で、決め球として三振も奪った。抑えのキンブレルにアドバイスを受けたという落差の大きいカーブに、ダルビッシュも「トミー・ジョン(手術)を受ける前は、速いカーブが自分のベストピッチだった。その感覚が戻ったのは自信になる」と納得の様子。2回の打席では送りバント失敗後にバスターで、一時は勝ち越しとなる左前適時打を放つなど、投打で明るい兆しも見えた。

 相手の一発攻勢で今季最多の7失点を喫したものの、この日も四球は与えず8個の三振。球団によると、先発で5試合連続の無四球、8奪三振以上は1908年以降ではメジャー初の快挙となった。前半戦は制球難に苦しんだダルビッシュも「そんなこともあるんですね。制球って才能だと思っていたので。自分でも不思議」と驚きつつ、「あとは本塁打(対策)ですね」と今後の課題を見つめていた。

(シカゴ=穐村 賢通信員)

最終更新:8/23(金) 6:05
スポーツ報知

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