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高山勝成、旧敵イーグルとのスパーで準備万全 東京五輪へ31日から東海予選

8/22(木) 19:10配信

スポーツ報知

 東京五輪を目指す元プロ世界ミニマム級王者・高山勝成(36)=名古屋産大=が22日、愛知県代表で出場する全日本選手権東海ブロック予選(31日から岐阜工高)へ向け、大阪市内で会見した。五輪代表選考に関わる同大会のため、この日までプロ時代に対戦したタイ国籍のWBC世界同級王者・イーグル・デーン・ジュンラパン氏(元イーグル京和、40)とのスパーリングで実戦勘を磨いた高山は「イーグルさんと、とても良い練習ができた。3分×3ラウンドに自分の持っているエネルギーを凝縮させる」と気合をみらぎらせた。

 高山は05年8月に東京でイーグル氏に判定負けして世界王座を奪われた悔しさをバネに、その後4団体制覇を達成。イーグル氏とは対戦後、親交があった。この日の“友情スパー”は試合前とあって非公開。アマ経験もあり、現在は母国タイのパタヤで経営するジムでトレーニングを積むイーグル氏は「高山はスピードがあり、パンチは強くなった。アマでも戦える。応援している」とエールを送った。

 高山は、出場するフライ級(52キロ以下)の静岡県代表で昨夏アジア大会日本代表の坪井智也(23)=自衛隊体育学校=を想定し、同じ右ファイターのイーグル氏を相手として対策を重ねてきた。「どう戦うかはリング上で決める。分かりやすく勝つ」と誓う。

 また、岐阜県ボクシング連盟によると、同県は東海ブロック予選フライ級は不出場。プロ世界3階級王者・田中恒成(畑中)の兄で昨夏アジア大会日本代表・田中亮明(25)=中京学院大中京高教員=は出場を見送った。田中亮は日本ボクシング連盟の推薦枠で全日本選手権(11月・鹿児島)の出場権を持っており、高山は「早かれ遅かれ対戦する相手。今回は機会がなかっただけ」とサラリ。「高校野球と同じでトーナメントは負けたら終わり。一瞬一瞬を大事にしたい」と、まずは優勝者のみが全日本選手権へ出場できる東海ブロック予選を勝ち抜くことに全力を注ぐ。

 ◆高山勝成(たかやま・かつなり)1983年5月12日、大阪市生まれ。36歳。中学2年時にボクシングを始めて2000年10月、プロデビュー。05年4月、21歳でWBC世界ミニマム級王座奪取。同8月、イーグル京和(角海老宝石)に敗れて陥落も以後、WBA暫定、IBF同級王座獲得。14年12月、WBO同級王座を獲得し、日本人初の主要4団体制覇達成。17年4月、プロ引退。18年10月、アマ選手登録。名古屋産大ボクシング部所属。身長158センチ、右ボクサーファイター。

最終更新:8/22(木) 19:10
スポーツ報知

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