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履正社はなぜ星稜・奥川を攻略できたのか、ナインと監督が明かす要因

8/22(木) 20:44配信

スポーツ報知

◆第101回全国高校野球選手権大会第14日▽決勝 履正社5―3星稜(22日・甲子園)

【写真】決勝で敗れた奥川の表情は

 履正社(大阪)が星稜(石川)を5―3で破り、令和初の甲子園王者に輝いた。履正社は今春のセンバツ、そして6月の練習試合と星稜のエース奥川恭伸投手(3年)を前に、敗戦を喫していた。“3度目の正直”で奥川を攻略できた要因は何だったのか、監督やナインに聞いた。

 岡田龍生監督(58)は「春はあれだけ当たらなかったので(17三振)今日も心配していた。5安打以上打ってくれたら…」と予想していたというが、蓋を開けてみると6戦連続の2ケタ安打となる11安打。奪われた三振も6と少なく「気合と根性。なんとか食らいついてくれた」と笑いながら「よく見極めたなと思う。(奥川も)振ってほしいところを振ってくれないから、苦戦していたんじゃないかなと思う」と分析した。また7回に同点に追いつかれた後「奥川君がギアを上げてきたら前に飛ぶんかな?」と心配したというが、直後の8回の先頭で内倉一冴(かずさ)一塁手(3年)が右中間に二塁打を放ち「あれが大きかった」と瞬く間に勝ち越しに成功したナインを称えた。

 8回1死三塁からその勝ち越し打を放った野口海音(みのん)捕手(3年)は奥川対策として「低めを振らないことを徹底した」と振り返り「形はなんでもいい。なんとしてでもいいから、来た球に食らいついていこうと思った。あそこで1点取らないと苦しかった」と無我夢中で放った一打だったことを明かした。

 1番で5打数2安打だった桃谷惟吹(いぶき)中堅手(3年)は「春は手も足も出なかった。でも2安打を打てたことは、成長を感じた。今日はしっかり当たったので、いけるんじゃないかと思った」と試合中から手応えを感じていたという。「打倒・奥川」を掲げて、練習に励んできた履正社ナイン。取り組んできた成果が、優勝という最高の形となって実を結んだ。

最終更新:9/11(水) 15:15
スポーツ報知

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