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【Bリーグ】仙台、B1復帰へラグビー流“地獄”のトレーニング

8/23(金) 10:12配信

スポーツ報知

 男子プロバスケットボールB2の仙台89ERSは22日、宮城・亘理町で1泊2日のミニ合宿をスタート。ラグビー・トップリーグのリコーなどでコンディショニングコーチを務めたアンドリュー・ジャクソン氏(52)や元米NBAクリーブランド・キャバリアーズのトレーナー、中山佑介氏(36)らを特別コーチに招き、体力強化を目的に、選手や練習生13人が“地獄”のトレーニングに挑んだ。

 B2優勝と4季ぶりのB1復帰を目指す89ERSの選手たちが、初日からみっちり絞られた。東日本大震災復興の一環として毎年シーズン前に被災地で行うミニ合宿。亘理町の海岸線近くにある野球グラウンドで待っていたのは、ラグビーのコンディショニング(体力強化)担当コーチでリコーや英プレミアシップ・レスターなどにも所属したジャクソン・コーチと“地獄”のトレーニングだった。

 ミーティング会場の体育館から徒歩で約10分。歩いていた選手に「ハリーアップ!(急げ)」と声を荒げたのは序の口だった。片道20メートル、40メートル、60メートルを4分30秒で5回往復するシャトルランや、ジャンピング・スクワット50回など、間髪入れずに要求。激しいトレーニングに疲れを見せる選手には「もう(一度)最初からやりたいのか!?」と叫ぶなど、約1時間30分にわたり、ラグビー流の体力トレーニングを施した。これには、昨季までB1京都でプレーしていたガード片岡大晴(33)も「プロになってからここまできついのは初めて」と苦笑い。体力自慢の男たちが必死に体を動かした。

 これもすべて、厳しい道を乗り越えるためだ。昨季はリーグ中盤でけが人が続きB2プレーオフ進出を逃した。桶谷大ヘッドコーチ(41)は「あえて厳しい状況を作って、そこからどう立て直すか。Bリーグで一番体力のあるチームにするために、精神面も含めて強化するのが合宿の目的」と明かした。

 今回の合宿には、元NBAトレーナーの中山氏からNBA流の呼吸法を学び、元総合格闘家の三崎和雄氏(43)から戦いに向かう姿勢などの講義を受けるなど、長いシーズンを乗り切るためのプログラムがギッシリ。ガード月野雅人主将(30)は「きつい中でしか見えないものもある。長いシーズンにどう生かしていくかが大事になる」とB1復帰という大きな目標に向け、気持ちを新たにしていた。(遠藤 洋之)

最終更新:8/23(金) 10:22
スポーツ報知

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