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「草生える」と無断で書けなくなる日が来るの? 任天堂が「草」の商標を出願

8/22(木) 14:21配信

ハフポスト日本版

任天堂が「草」の商標を出願したことが話題を集めている。

ネット上のスラングでは、「笑える」「面白い」といった意味で「草」という表現が使われることがよくあるが、「これからは『草生える』と、書き込むだけでも任天堂の許可が必要になるの?」と不安がる声が出ている。

実際にはどうなるのか。専門家に聞いてみた。(ハフポスト日本版・安藤健二)

■漢字一文字の商標を8つ出願

商標とは、会社名や商品名、ロゴなどを、他人のものと識別するために使う標識だ。商標権は登録した商標の使用を独占し、類似範囲を含む他人の使用を排除できる権利で、売買の対象になる。有効期限は登録日から10年間で、更新もできる。原則として、特許庁に最も早く出願した者に権利が認められる。

特許情報プラットフォームによると任天堂、ゲームフリーク、クリーチャーズの3社は、6月5日から7日にかけて漢字一文字の商標を複数、出願していた。

雷(カミナリ、ライ) 悪(アク、ワル)、炎(エン、ホノオ)、鋼(ハガネ、コー)、水(ミズ、スイ)、草(クサ、ソー)、超(チョー)、闘(トー)の8件だった。ゲーム用具やゲーム用トレーディングカードなどが指定商品となっている。

ただし、まだ登録が認められたわけではない。8月22日現在は「審査待ち」となっている。

■任天堂「出願は事実だが、コメントは控える」

任天堂の人気ゲーム「ポケットモンスター」には「くさタイプ」や「はがねタイプ」のキャラクターが出てくるので、その関連商品をつくるのが目的ではないか、ネット上では推測する声が広がっている。

ハフポスト日本版は任天堂の広報担当者に、商標の出願目的について取材した。「出願していることは事実ですが、出願の目的を含めて、知的財産保護のために用いる具体的な手段について、当社は回答を控えております」という回答だった。

■専門家は指摘「草と書いても商標権侵害にならない」

いずれも審査中ということで、まだ実際に商標登録されたわけではない。一般的によく使われる言葉だが、そもそも商標登録できるのか。もし登録できた場合には、一般的に「草」と書くだけでもNGになるのか。ハフポスト日本版は、知的財産権の専門家で『楽しく学べる「知財」入門』(講談社現代新書)などの著書がある弁理士で東北大学特任准教授の稲穂健市さんに質問した。

すると、「草」のような一般名称であっても、指定商品・指定役務(出願の際に指定する商品・サービスのこと)によっては登録できること、そして、もし登録されたとしても、「草生える」「草不可避」など、草に関わる文字表現をネット上に投稿することは全く問題ないことが分かった。

以下は詳しい一問一答だ。

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最終更新:8/22(木) 21:22
ハフポスト日本版

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