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「リアル脱出ゲーム」生みの親が語る“誕生のきっかけ”とは…?

8/22(木) 17:31配信

TOKYO FM+

ファッションデザイナー、起業家、インフルエンサーなどマルチに活躍するハヤカワ五味がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「マスメディアン 妄想の泉」。この番組では、さまざまなフィールドで活躍する起業家やクリエイター、アーティストをゲストに迎え、未来を面白くするヒントを“妄想しながら”探っていきます。8月17日(土)の放送は、体験型ゲームイベント「リアル脱出ゲーム」生みの親で、株式会社SCRAP代表取締役・加藤隆生さんが登場しました。

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◆ヒントは学生の一言
「リアル脱出ゲーム」生みの親である加藤さんは、異色の経歴の持ち主でもあります。大学卒業後、印刷会社に就職したものの会社が嫌になり、1年半ほどで退社。その逃げ道としてミュージシャンを志すも、家でゴロゴロと堕落した生活を送ります。しかし、30歳を目前に危機感を覚え、音楽で食べていくためにどうすればいいかを真剣に考えたそうです。

そして、2002年にバンド・ロボピッチャーを結成。音楽活動に尽力します。当時、加藤さんの地元である京都出身のアーティスト・くるり、キセル、つじあやのさんらがメジャーシーンに躍り出るなど、京都の音楽シーンは大きな盛り上がりを見せていました。

そんな京都の音楽シーンを「もっと知ってもらいたい」という思いから、加藤さんは京都発の音楽フェスティバル「ボロフェスタ」を2002年にスタートさせます。

このイベントや京都のアーティストを紹介するためのツールとして、2004年にフリーペーパー「SCRAP」を創刊。その後、さまざまな参加型イベントを手がけていくなかで「お客さんが、自分が参加できるイベントを求めているなと感じた」と振り返ります。

「リアル脱出ゲーム」が生まれたきっかけについて、加藤さんは「毎日、何か“リアル”でできる新しいイベントはないかと会議していた。ある学生に、最近ハマっているものを聞いたら、『Webの脱出ゲームです』と返ってきて。『それ、実際にやろうよ!』ってなって」と語ります。

◆誰もが主人公になれる「リアル脱出ゲーム」
「リアル脱出ゲーム」をやろうと決めた瞬間、「これは爆発的に広がっていくだろうなと感じた」と加藤さん。これまで、さまざまな作品に出会うたびに「物語の世界に入り込みたい」「実際の空間で自分が物語の主人公や登場人物になれたら」といった衝動に駆られていたそうで、「『リアル脱出ゲーム』というフォーマットを思い付いたとき、僕だけでなく世界中の人たちを物語の住人にできるという感覚があった」と話します。

2018年8月には、「リアル脱出ゲーム」と「ドラゴンクエスト」のコラボレーションイベント「大魔王ゾーマからの脱出」が開催されました。

加藤さんは、小学5年生のときに「ドラゴンクエスト」と出会い、自分で物語をコントロールできることに感動したそうで、「僕の妄想を叶えてくれた最初の作品。こういうものを、いつか自分もつくりたいと思った」と熱く語ります。そんな思い入れの強い作品だけに、「ドラゴンクエスト」とのコラボレーションが実現したときは「人生の夢が叶ったような幸せな時間でしたね」と感慨深げに語ります。

大の「リアル脱出ゲーム」好きで、これまで数多くの参加経験があると言うハヤカワは「選択肢を自分で選んで、それによって答えが変わって、ときには負けてしまったり、謎が解けなくて悔しかったり。いろいろな積み重ねが作品のなかに入っていて、自分がその作品の1人なんだと感じられるのは、魅力だと思う」と話していました。

(TOKYO FM「マスメディアン 妄想の泉」2019年8月17日(土)放送より)

最終更新:8/22(木) 17:31
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