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タイタニック号、大西洋の海底で14年ぶりに撮影

8/22(木) 12:19配信

ロイター

氷山に衝突して沈没した豪華客船タイタニック号が14年ぶりに、カナダのニューファンドランド沖640キロの大西洋の海底で、高性能の特殊カメラにより撮影された。

14年間、完全な暗闇にいたタイタニック号の残骸に、再びスポットライトが当てられた。
富裕な海中探検家が、かつては沈まないと思われていた巨大な蒸気船の新しいビデオを撮影した。
ビクター・ベスコーボさんは話す。「第一印象、大きい。大きな難破船だ。これほど大きいとは思っていなかった。音波探知機に映った時は本当に目立った」
プライベートエクイティの投資家であるベスコーボさんは、ニューファンドランド沖640キロの地点で3700メートル以上の海底に潜るミッションを主導。潜水艇の建造には3年以上を要した。
研究者らは特殊なカメラを使って難破船を調査。集めたデータで将来、拡張現実(AR)や仮想現実(VR)用にタイタニック号の3Dモデルを作成する。撮影した画像は、難破船がどのように腐食し続けるかを科学者らが予測するのにも役立つかもしれない。
だが、研究者らによると、その腐食状況にもかかわらず、いまもその影響力は衰えていない。
「全容を見るだけでも桁外れだった。最も驚くべき瞬間は、タイタニック号の側面に沿って進んでいて、潜水艇の明るい光が見えた時だ。タイタニックが私にウィンクしてきたようだった。本当に素晴らしかった」
その船はかつて、沈まないと考えられていた。
1912年、2000人以上を乗せて英国の港を出た2日後、タイタニック号は氷山に衝突。大西洋に沈み、乗っていた1500人以上が死亡した。
そして100年後の今、これらの印象的な画像は、海難事故の記憶を風化させないために役立っている。

最終更新:8/22(木) 15:56
ロイター

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