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狼の皮を被ったヒツジ? カッコいいけど物足りないクルマ3選

8/22(木) 16:30配信

くるまのニュース

スポーティなのは見た目だけで十分? “ほどほど”な性能だったクルマたち

 一般的には、スポーティな外装が与えられているクルマであれば走行性能が高いことが普通ですが、過去に販売されたクルマのなかには、外装の雰囲気に走行性能が追いつかなかった車種も存在します。

見た目はカッコイイのに走りが残念なクルマを画像でチェック(14枚)

 いわば、「狼の皮を被った羊」と表現できるでしょう。そこで、今回はスポーティな外観の割に“ほどほど”な性能となっていたクルマ3車種をピックアップして紹介します。

●三菱「GTO」

 俗に「バブル景気」と呼ばれる好景気に日本が沸いていた1990年に、三菱が発売したフラッグシップスポーツカーが「GTO」です。

 GTOのエンジンやシャシは「ディアマンテ」と一部共通するものもあったものの、搭載される装備には先進的な技術が多数盛り込まれていました。

 当時の流行だったリトラクタブルヘッドライトを搭載したボディは、「コークボトルデザイン」が取り入れられている3ドアファストバッククーペとなっていました。

 国内仕様はすべて4WD仕様となっており、最上級グレードには最高出力280馬力、最大トルク43.5kgmを発揮する、「6G72型」3リッターV型6気筒DOHC24バルブツインターボエンジンを搭載。

 豪快に加速する姿が印象的なクルマとして知られていました。

 しかし、GTOには最高出力225馬力、最大トルク28.0kgmの自然吸気エンジン搭載車も存在。1600kgを超える車重を考えるとややアンダーパワーだったといえ、自然吸気エンジン仕様はスポーツカーのGTOながらマイルドな性格だったというのは否めません。

●日産「スカイライン280D GT」

 いまでは日産を代表する高級スポーティセダンとして知られる「スカイライン」ですが、初代モデルと2代目モデルは、日産と合併したことで消滅した「プリンス」という自動車メーカーの1車種として発売されました。

 2代目「スカイライン」は、小型ファミリーセダンとして開発されたクルマであるものの、プリンスは1965年にスカイラインで日本グランプリGTクラスに勝つため、フロントノーズを延長して「グロリア スーパー6」用の2リッター直列6気筒エンジンを搭載した「スカイライン2000GT」を発売。

 このクルマは元祖「羊の皮を被った狼」とも呼ばれ、プリンスと日産の合併によって日産「スカイライン」となってからも、スカイラインの6気筒エンジン搭載グレードは「GT」の名が付けられるようになりました。

 その後スポーティなイメージが強くなっていったスカイラインですが、5代目にはディーゼルエンジン仕様が存在していました。

 1980年に発売された「スカイライン280D GT」は、最高出力91馬力/最大トルク17.3kgmというスペックの、2.8リッター直列6気筒OHCディーゼルエンジン「LD28型」を搭載。

 当時の国産ディーゼル乗用車としては高性能だったものの、直前に登場している2リッター直列6気筒ガソリンターボエンジンの影響もあり、燃費以外の部分で評価されることは少ないクルマでした。

 6代目スカイラインでもディーゼルエンジン搭載車がラインナップされましたが、スカイラインファンがディーゼルエンジン積極的に選ぶことはあまり無く、いまとなっては希少なクルマとなってしまいました。

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最終更新:8/22(木) 20:22
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