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ダルビッシュがべた褒めした興南高・宮城投手、うれしくて「朝3時まで眠れなかった」 日本代表に選出

8/22(木) 5:10配信

沖縄タイムス

 世界への挑戦、再び-。今月末から韓国で開催される18歳以下のU18ワールドカップ(W杯)に出場する高校日本代表に、嘉数中時代にU15日本代表としてW杯準優勝の経験がある興南の宮城大弥が選ばれた。

宮城投手の投球の様子

 W杯 成長につなぐ

 球史に残った高校野球の沖縄大会決勝から1カ月。延長十三回を1人で投げ抜いた興南左腕の宮城大弥が、高校日本代表に選ばれた。3年前に中学日本代表として出たワールドカップ(W杯)は準優勝に終わり、「あと一歩で取れなかった世界一を狙えるチャンス」と雪辱に燃えている。

 決勝で229球を投げながら、野球を休んだのはほんのわずか。「自分の中で、本当の夏休みはW杯が終わった後」と午前中は部活に参加。「練習で投げることが好き」と後輩を相手に投げ、打撃練習や走り込みなど、W杯に向けて黙々と体を動かす毎日だ。

 また、米大リーグカブスのダルビッシュ有からツイッターで送られた「俺あんなピッチャーになりたかったわぁ」などの言葉が励みになった。「朝3時まで眠れなかった」ほどうれしかったという。

 4月の研修合宿では目の前で佐々木朗希(大船渡)が高校最速の163キロを投げ、「開いた口がふさがらなかった」。紅白戦では長打を浴び「木製バットなのに、何でこんなに飛ぶんだろう」と驚きながらも「打者の時に自分もできるかやってみたい」と好奇心につながった。

 合宿を通じて佐々木とは普段から連絡を取り合う仲になったが、「できたら向こうから話し掛けてほしい」と自分自身の人見知りな性格に苦笑する。それでもW杯を成長につながるチャンスとも捉えており、「全国のすごい人が集まってくる。吸収できることは多いと思う」と意気込む。悲願の世界一達成はもちろん、さらに一回り大きくなって帰るつもりだ。(我喜屋あかね)

 ACに川平氏

 大会は30日に韓国で開幕し、日本はオープニングラウンドでアメリカや台湾などと同じグループBに入った。またアシスタントコーチ(AC)として、那覇工業高の川平優次教諭が帯同する。

 メンバーは次の通り。
 投手 佐々木朗希(岩手・大船渡)飯塚脩人(千葉・習志野)奥川恭伸(石川・星稜)前佑囲斗(三重・津田学園)林優樹(滋賀・近江)池田陽佑(智弁和歌山)西純矢(岡山・創志学園)浅田将汰(熊本・有明)宮城大弥(沖縄・興南)▽捕手 山瀬慎之助(石川・星稜)水上桂(兵庫・明石商)▽内野手 武岡龍世(青森・八戸学院光星)韮沢雄也(埼玉・花咲徳栄)遠藤成(神奈川・東海大相模)森敬斗(神奈川・桐蔭学園)石川昂弥、熊田任洋(以上愛知・東邦)坂下翔馬(奈良・智弁学園)▽外野手 鵜沼魁斗(神奈川・東海大相模)横山陽樹(栃木・作新学院)

最終更新:8/22(木) 5:10
沖縄タイムス

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