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<鳥栖>「フェルナンドのために」 トーレス引退試合 あす23日、神戸戦

8/22(木) 10:51配信

佐賀新聞

 サッカー・J1サガン鳥栖はリーグ戦第24節の23日午後7時半から、鳥栖市の駅前不動産スタジアムでヴィッセル神戸と対戦する。今節は元スペイン代表FWトーレスの引退試合となり、さらに、チームとしても下位から抜け出すための重要な一戦。何としても勝ち点3を勝ち取り、トーレスを気持ちよく送り出したい。

 鳥栖は通算成績7勝3分け13敗(勝ち点24)で16位。前節の湘南戦は2点をリードした状況から一度追い付かれたものの、後半ロスタイムに移籍後初出場のDF金井が決勝ゴールを奪い、第22節のC大阪戦に続いてアウェーで白星を挙げた。

 対する神戸は7勝5分け11敗(勝ち点26)で15位。大型補強をしながらも苦しい時期が続いたが、前節は浦和に3-0で快勝。いい流れで駅スタに乗り込んでくる。スペイン代表時代のトーレスの盟友でもあるMFイニエスタが決定的なパスを供給し、今季ここまで10ゴールのFWビジャが仕留めるというコンビネーションに警戒が必要だ。

 トーレスが引退表明してから約2カ月。練習を見続けてきた金明輝(キン・ミョンヒ)監督は「(引退が近づいてきても)彼は心境の変化を見せない。全34試合のうちの1試合として、同じような準備をしている。プロフェッショナルだ」とたたえる。引退前最後の公開練習となった20日、トーレスはチームメートと球際で激しく競り合い、ミニゲームでは積極的にシュートを放った。練習の合間には和やかな表情も見せた。

 今節はトーレスの引退試合となるが、単なる興業で終わらせてはいけない。相手は勝ち点2差で残留を争う神戸。選手たちは勝つことが第一とわきまえている。その上で、主将のMF福田は「誰かのために試合に臨むというのはよくないが、今回だけは『フェルナンドのために』とみんなが思っている」。在籍した約1年間、チームに好影響を与え続けてくれたスーパースターの花道をつくろうと意気込む。

最終更新:8/23(金) 14:45
佐賀新聞

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