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【極真】伝説の第1回世界王者・佐藤勝昭が覚悟した秘話を語る

8/23(金) 22:06配信

イーファイト

 2019年は4年に1度の極真世界大会の年。現在、極真には複数の流派が存在するが、その中の極真会館(松井章奎館長)と、新極真会(緑健児代表)が世界各国から多くの選手を集め、12回目を迎える世界大会を開催する。

【フォト】表紙は第1回世界大会で佐藤勝昭を中心に世界の猛者が揃う貴重な1枚

 新極真会は11月9日(土)~10日(日)に、極真会館は11月22日(金)~24日(日)と、両団体とも武蔵野の森総合スポーツプラザにて開催する。極真は第1回大会から千駄ヶ谷の東京都体育館で行ってきたが、2020年の五輪へ向けた改修工事のため、今年は場所を変えて行う。

 その世界大会へ向け、本日8月23日発売号の格闘技雑誌『Fight&Life』では『極真カラテ世界大会』を特集。 『日の丸を背負い覚悟を持って戦った男たち』として、劇画『空手バカ一代』にも登場した、1975年の第1回世界王者・佐藤勝昭氏(73)にクローズアップ。

 カラー6ページにわたり、インタビューに答え、極真初の世界大会に挑んだ覚悟と共に挑んだ選手のエピソードを語っている。

 インタビューで佐藤は74年と75年のアメリカ合宿で体験した外国人の強さ、そしてマジソン・スクエア・ガーデン行われた全米選手権で見た極真の選手を始め、伝統空手や、テコンドー、中国拳法の選手たちのレベルの高さに到底歯が立たない印象を受けたこと。そして世界大会が迫ってくると大山倍達館長が「日本が負けたら腹を切る」と言う。当時、海外勢の実力がベールに包まれていた時代、相当な重みや覚悟について語っている。

 佐藤自身のプレッシャー対策として「自分には浅草寺の門前にあるお仁王様がついている、4メートルも5メートルもある仁王様の姿を見ていればウイリー・ウイリアムスなんか小さく見える」と自分に暗示。さらに、世界大会の2~3日前に自身と、同じく東北出身者の世界代表となった後輩3人(岸 信行、佐藤俊和、東孝)と内輪の結団式をやったときに、後輩たちが「先輩が優勝しないとダメ、オレが捨て石になるから」と言う。自分自身、日本の捨て石になる覚悟であったが、あの頃を思い出し、涙を堪えながらエピソードを語った。

 世界大会が2回、3回と続いていくために第1回大会を命がけで挑んだ佐藤と選手たち。佐藤は手引退後に得たもの、さらに求めるものを、自身が立ち上げた流派『佐藤塾』に生かし73歳の現在も宗師としている。現在の空手家としての理念についても本誌で語られている。
なお、その他の世界王者インタビューに塚本徳臣、鈴木国博、岡本徹、塚越孝行と新極真側の歴代世界王者がインタビューに答えている。
10月23日発売号では『日の丸を背負い覚悟を持って戦った男たち』第2弾で極真会館の歴代世界王者インタビューとして八巻健志、木山仁などを予定している。

最終更新:8/23(金) 22:06
イーファイト

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