ここから本文です

武豊参戦10・6仏GI凱旋門賞 日本競馬会の悲願「人」「馬」どちらが先か

8/23(金) 16:31配信

東スポWeb

 日本競馬界の悲願、仏GI凱旋門賞(10月6日=パリロンシャン競馬場、芝2400メートル)制覇へ向けて、早くも動きが加速している。18日のGII札幌記念でブラストワンピース(牡4・大竹)、フィエールマン(牡4・手塚)が1、3着と好発進。両馬とも凱旋門賞挑戦に正式なゴーサインが出たのに続き…。競馬界の第一人者・武豊(50)が、欧州の名門中の名門、エイダン・オブライエン調教師(49)が管理するブルーム(愛=牡3)で凱旋門賞に挑戦することが21日に正式に発表された。果たして日本競馬界の悲願達成は「馬」が先か、「人」が先か。

 昨年の有馬記念の覇者ブラストワンピース、昨年の菊花賞&今年の天皇賞・春を制覇したフィエールマンのほかにも、一昨年の菊花賞馬キセキ(牡5・角居)が22日、早くも現地フランスのシャンティイ入り。凱旋門賞制覇に向けて、日本馬の強力布陣が出来上がりつつある中、武豊が日本馬ではなく、今年の英ダービー4着馬ブルームとのタッグで凱旋門賞に挑戦することが決まった。

 ブルームはこれまで重賞2勝。現在の馬主はクールモアだが、次走予定の英GIセントレジャー(9月14日=ドンカスター競馬場、芝2900メートル)に参戦後は、JRA馬主のキーファーズが権利の一部を取得することになっている。

 キーファーズの松島正昭氏は「私の馬主としての夢は“武豊騎手で凱旋門賞を取ること”」と、これまで何度となく公言しており、今回のタッグはその夢に向かって、現実に動きだしたことを意味する。

 これを受けた武豊は「あのエイダン・オブライエンキュウ舎の馬に乗れることは、騎手としてなかなかない。しかも凱旋門賞ですからね。ビッグオファーをいただいて光栄ですし、ワクワクします」と喜びを爆発させ、凱旋門賞後に参戦予定のジャパンC(11月24日=東京芝2400メートル)の騎乗依頼を受けたことも明かしている。

 武豊が凱旋門賞で外国馬に騎乗するのは、1994年ホワイトマズル(6着)、2001年のサガシティ(3着)以来3度目。「ブルームは英ダービーで2番人気に支持されたくらいで、結果も横一線の4着ですから。能力は高いはずだし、調教にも(凱旋門賞前に)乗ってみたいですね。日本馬を“負かしてやる”って気持ちでいきたい」と意気込みを口にしており、日本競馬界の悲願を「馬」より先に「人」が成し遂げる可能性も…。

 ゴール前で日本馬勢の前に立ちはだかるのが、前人未到の3連覇を狙う女傑エネイブルではなく武豊騎乗のブルームとなれば…。それはそれで日本の競馬ファンにとっては絶頂シーンとなろう。

最終更新:8/23(金) 16:33
東スポWeb

こんな記事も読まれています

スポーツナビ 競馬情報

重賞ピックアップ

あなたにおすすめの記事