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星稜・奥川“先輩侍”のエールに決意新た 世界一導く…U18W杯30日開幕

8/24(土) 6:09配信

スポーツ報知

 全国高校野球選手権大会で24年ぶりに準優勝した星稜(石川)のドラフト1位候補右腕・奥川恭伸(3年)が23日、胸を張って金沢市内の同校に戻った。2年連続でU―18日本代表に選出された右腕は“先輩侍”の日本ハム・吉田輝星、広島・小園海斗からエールを受けたことを明かし、昨年アジア3位に終わった悔しさをバネに、U―18W杯(30日開幕・韓国)で悲願の世界一を狙うと宣言した。

 北陸勢24年ぶり2度目の夏の銀メダルを首にかけ、奥川は胸を張って、母校に帰還した。一般のファンに吹奏楽を交え、700人が盛大に出迎え。「正直、こんなにもいてくれると思っていなかった。びっくりします」。スマートフォンに祝福の連絡も鳴りやまず。「いっぱい来てました。何件か覚えていないですけど、返す気にもならないくらい。昨日の夜に一通り返したんですけど」。笑うほど数え切れないLINEの中には、昨年の高校侍の先輩からの熱いエールも含まれていた。

 同じ夏の甲子園準優勝投手の吉田輝らから「ジャパンもあるし、もう1回がんばれよ」と背中を押された。「吉田さんとか、小園さんとか。ほかにも来ていたと思う。たくさんの先輩方から声をかけてもらった」と心強いエールに力が湧いた。

 無念を晴らす。昨年のU―18アジア選手権では、1次ラウンドの香港戦、スリランカ戦の2試合に救援しただけ。計2回1安打無失点5奪三振だったが、大一番の韓国戦、台湾戦では出番なく、日本は敗戦。決勝進出を逃した。「目の前で先輩たちがアジア3位になっている姿を見て、何もできなかった。悔しい気持ちがたくさんあった。今年は何とか世界一に貢献できるように、去年の悔しい気持ちを返せるように頑張っていきたい」と決意を込めた。

 国内代表合宿には24日に合流し、25日から練習に参加予定。今夏の石川大会から甲子園決勝まで9試合計829球を投げ、疲労も濃い。「もちろん投げたい気持ちもあるんですけど。自分の体を最優先しながら。(代表)スタッフさんとも話し合いながらやりたい」とコンディション調整に重点を置き、本番に備える。

 唯一2年連続の高校侍。「経験することはした。ちょっとでも、みんなの足しに、合宿でいろいろ伝えていければ。早くチームに慣れて一丸となってやっていきたい」。輝星から受け継いだ魂を佐々木らに伝え、日の丸を世界の頂点に導く。(山崎 智)

最終更新:8/25(日) 10:19
スポーツ報知

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