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ロシアと中国、国連安保理会合を要求 米ミサイル実験受け

8/23(金) 9:09配信

ロイター

ロシアと中国は国連安全保障理事会に対し、米政府の中距離ミサイル開発・配備計画を巡り、22日に会合を開催するよう求めた。ロイターが資料を入手した。

米国が地上発射型の中距離巡航ミサイルの発射試験をカリフォルニア州サンニコラス島で18日に行い、世界に衝撃が走っている。
ロシアと中国の両政府は国連安保理に対し、核兵器に転用可能な従来型の中距離ミサイルの実験に反対するため、22日に会合を開催するよう求めた。
安保理への要請の中で両国は、ミサイル実験と最近の米国のコメントを「国際平和と安全に対する脅威」と呼んだ。
今回の発射実験は、旧ソ連と1987年に締結した中距離核戦力廃棄条約を米国が正式に離脱して以来初めて。
INF廃棄条約は射程距離が500―5500キロの地上発射型ミサイルの開発・配備を禁じている。
トランプ米大統領や政府高官らは、ロシアがすでに条約に違反していると主張しているが、ロシア側はこれを否定。
条約で禁止されていたミサイルの実験を急ピッチで進めたことで、新たな国際軍拡競争が懸念されている。
ロシアのプーチン大統領は21日、米国は欧州にミサイルを配備できる立場にあると述べた
「私たちにとって、新しい脅威を意味する。その状況に対応しなければならない」
米国は、中距離ミサイルを欧州に配備する計画はないとしている。
だがエスパー米陸軍長官は、中国からの軍事的脅威拡大に対抗するため、米国はアジアへの地上発射中距離ミサイルの配備を支持すると述べた。

最終更新:8/23(金) 9:09
ロイター

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