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前田日明氏と大仁田厚をニアミスさせる高山善廣の聖域なき人脈…金曜8時のプロレスコラム

8/23(金) 8:02配信

スポーツ報知

 リング上の事故で、頸髄完全損傷を負い長期入院中の“帝王”高山善廣(52)=まだ現役選手なので敬称略=を支援する「TAKAYAMANIA EMPIRE2」が26日、東京・後楽園ホールで開催される。昨年8月31日、同会場での「TAKAYAMANIA EMPIRE」を継続させる第2弾興行で、高山善廣の名の下に今年も様々な団体から36人のレスラーがリングに上がる。

【写真】病床の高山善廣

 今年も盟友で発起人の“プロレス王”鈴木みのる(51)=パンクラスMISSION=がメインイベントを飾る。鈴木秀樹(39)=スネークピットジャパン=とリアル鈴木軍を結成して、丸藤正道(39)=プロレスリング・ノア=、田中将斗(46)=プロレスリングZERO1=組と対戦する。

 以下、出場選手と団体名を挙げていけば、そこに高山の人間模様と多団体転戦の歴史が浮かんでくる。中でも特筆すべきは、UWFの“格闘王”前田日明氏(60)とFMWの“涙のカリスマ”大仁田厚(61)が名を連ねていることだろう。

 高山はUWFインターナショナルでデビューする前に、前田氏の旧UWFで新弟子だった時代があり、最初の師匠だった。そして、大仁田とは2015年に創設されたタイトル「爆破王」をめぐって有刺鉄線電流爆破デスマッチで抗争した最後のライバルだった。聖域なき振り幅を持った高山の相関図の対極にいた前田氏と大仁田。この水と油とも言うべき、溶け込むことがあり得ない2人の因縁は、今さら書くまでもないが、「大仁田さん、チケット持ってますか?」とUWFに門前払いされた31年前の黒歴史が横たわっている。

 高山が大仁田の電流爆破に踏み込んだ時点で、大仁田は対UWFの因縁を引っ張り出し、FMW対UWFの対抗戦を仕掛けた。藤原喜明(70)、船木誠勝(50)をも電流爆破のリングに上げることに成功したが、高山が2017年5月4日にリングでの事故に遭遇したのと前後して、抗争は自然消滅した。

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最終更新:8/23(金) 8:02
スポーツ報知

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